前回の記事で前半まで内容をささっと紹介させていただきました。↓
http://blog.goo.ne.jp/satoko1964jp/e/3cbf8b231ca9686473ff4a33ff7fdcc4
前の週まで水谷豊主演の「熱中時代~刑事編」が放送されていて、スタート時のキャッチコピーは
『桃井かおり、研ナオコが織りなすオトメチック爆笑喜劇、ようするに”熱中時代・女性編”です』
なんだか笑っちゃうコピーですが、まあ時代が時代です。そこは目をつぶっていただいて…。
当時、映画作品はビデオになったり他のメディアでみることが可能でしたが、家庭にビデオデッキが普及していなかった当時、テレビドラマは私たちの記憶にしか残りませんでした。
テレビドラマの名手・向田邦子さんも
「テレビドラマは500本書いても、1000本書いても、その場で綿菓子のように消えてしまう」
と書いていますが、まったくそのとおり。
そんな希少なドラマがここに一つ、熱烈なファンの力によって復活しました。
特典ディスクの中で、桃井かおりさんが「私がこのドラマのビデオ全部持ってたのよ!」と言ってらっしゃいましたが
(「DVDは原版を使用しました!」と字幕がしきりに点滅…^_^;)
あの時代に、ドラマを保存してる人なんて殆どいなかったでしょう。
そう考えるとこのDVDを復刻させたファンはすごい!偉い!ありがとう!
──さて、とうとう今度は最終回までドド~ンと一挙にご紹介
念のため、
●出演者(役名)●敬称略
桃井かおり・・・(なつみ 姉妹の末っ子)
研ナオコ・・・(カツ子 なつみの親友)
八千草薫・・・(朋子 なつみの姉)
結城美栄子・・・(伸江 なつみの姉)
緒形拳・・・(堀田 コック長)
秋野太作・・・(米沢 コック)
岸本加世子・・・(真弓 ウェイトレス)
神田正輝・・・(満 信用金庫に勤務)
左時枝・・・(和子 ウェイトレス)
赤塚真人・・・(常夫。満の兄 コック)
犬塚弘・・・(定夫。常夫と満の兄 伸江の夫)
峰竜太・・・(あだ名は”ケツニ” 寿司屋の息子)
では再びざっと内容を説明していきますね。
(私のツボ度★3つが最高!)
●第14話●「休日はさまよえる青春よ」脚本:那須真知子
男性にもてないカツ子は、思いあまって結婚相談所に登録。多数の候補者がいると知ってカツ子は大喜び。そんなカツ子の姿を見た真弓はふと、夫の米沢だけが男性ではないと考え、同じ屋根の下で別居を申し出るが…。★★
●第15話●「男と女はあの一瞬よ」脚本:猪又憲吾
ひまわり亭の休日、従業員一同はそれぞれやることがあるといって大張り切り。なつみなつみで、ひとり集金に精を出していた。そんな折り、なつみは子持ちながら仕事に熱中していた憧れの女社長が専業主婦になると聞き、あらためて自分の将来を深く考えはじめる。★★
●第16話●「あたしを犯人にしないでよ」脚本:鴨井達比古
ひまわり亭の近所の公園のベンチに熱烈な若いカップルが出没。従業員一同刺激されて落ち着きがない。そんなとき、ガールフレンドに失恋し、ヤケ気味の満が風邪でダウン。なつみは親身になって満の世話をやく。翌朝、満のアパートを伸江が訪ねると、おかゆに味噌汁、そして満の頬に口紅の跡があり…!★★★
●第17話●「結婚行進曲が聞こえてくるわよ」脚本:清水邦夫
堀田の友人、スターの店長が結婚することになり、堀田はスピーチを頼まれた。引き受けたはいいが、緊張してなかなかうまく話せない堀田。なつみの提案で模擬・結婚披露宴が開かれることになったが、その席上、堀田は意外にも朋子への愛の告白とも思われるスピーチをはじめてしまう…。★★
●第18話●「私の占い凶と出たのよ」脚本:鎌田敏夫
カツ子が占いに凝り出した。しかも一度ならず、何度もその占いが的中し、なつみたちはびっくり。そんなカツ子が自分自身を占った結果、悪い予想が出てしまう。なつみは「そういう事を一切信じない私を占って目を覚ましなさい!」と一喝。しかしカツ子はなつみの占いの結果をどうしても言えないと口をつぐんでしまう。★★★
●第19話●「女を売りものにしないわよ」脚本:那須真知子
同窓会に出席したなつみとカツ子は独身とあって男性の人気の的。そんな折り、ひまわり亭で食い逃げ騒動が起きた。客の女子高生(熊谷美由紀)は友達に気前よくごちそうしたものの、わずか500円しか持っていなかったのだ。涙をこぼす女子高生をみて、堀田が金をたてかえるが…。★★
●第20話●「オトコも自立しなさいよ」脚本:鎌田敏夫
毎日1時になると美人女子大生がひまわり亭に決まって現れ、従業員一同は落ち着かない。ある日その女子大生が忘れ物をした。それは手編みの手袋で、一緒に「いつもさみしいあなたへ」とのメモが。やがて美人女子大生の友人から意外な事実が判明。彼女の意中の人は米沢だというのだ…。★★★
●第21話「今日は涙のお見合い日よ」●脚本:鴨井達比古
常夫がひまわり亭でお見合いをすることになった。なつみは張り切って店内改装など計画をたてるが、常夫は当日が近づくにつれて不機嫌に。その理由をカツ子と堀田が何となく気づき、堀田は朋子に相談する。「常夫はなつみが好きなのではないか?」その当人の前で見合いというのは辛いのでは?なつみも何となく気づきつつどうしたらいいのか、と悩むが…。★★★
●第22話「さみしい女王様はゴメンだよ」●脚本:那須真知子
なつみは信用金庫の係長からひまわり亭をビルにしないかと誘われた。経営規模が大きくなれば、それにつれて収入も増えるという。折から春闘のシーズンとあって、なつみは従業員から給料の値上げを要求されていた。そんな矢先、朋子が句会の仲間から赤ん坊を預かってくる。★★
●第23話「女の好奇心が燃えたのよ」●脚本:清水邦夫
和子にいとこの竜二(竜崎勝)から電話がかかってきた。竜二はラブホテルを経営しており、前科二犯。人手が足りないので、和子にホテルを手伝って欲しいという。いやがる和子の気持ちを知ったなつみは自ら手伝いを名乗り出た。結局、好奇心もあってカツ子を誘いふたりで手伝うことになるが…。★★★
●第24話●「今回は愛の告白大会よ」脚本:鎌田敏夫
朋子は最近、ごきげん斜め、久美子が学校の作文で朋子の失敗を披露したからだ。久美子の作文は思わぬPR効果を発揮し、店には朋子を一目見ようと先生たちがやってきた。一方、堀田の朋子への気持ちを知った定夫(犬塚弘)は一計を案じて、二人を小料理屋に誘い出すが…。★★★
●第25話「みんな、みんな、やさしかったよ」●脚本:鎌田敏夫
なつみとカツ子が神戸に行くことになった。以前カツ子にプロポーズした男が神戸にいるのだが、なつみに彼の気持ちを確かめてほしいというのだ。なつみに気があるケツニと満、そして常夫は気が気でなく、早速二人の後を追った。一方、カツ子の意中の人に会ったなつみは、今も彼がカツ子を愛していることを知る。★★★
──以上で終わり。終わっちゃった~!!(涙)
で、まず大発見です。
皆さん知ってました?第23話に出てくるラボホテルの支配人役の竜崎勝さん。
私は全く知らなくって、でも「お!いい男じゃん!」と思ってネットで調べてみたんです。
すると、なんとなんと彼は高島彩(フジテレビアナウンサー。通称アヤパン)のお父様だったんですよ!
←竜崎勝さん。
高島彩アナは俳優の竜崎勝さんと法子夫人の間に1979年に誕生。
ただ、高島彩アナが5歳の時に父の竜崎勝さんは肝硬変のため44歳の若さで他界してしまったのだそうです。
ちなみに竜崎勝さんは「くいしん坊!万才」の2代目リポーターとして活躍していた方です。びっくりしました~。いい男!と思わなかったら一生知らずに終わったであろうこの事実…。(←大げさ)
*** *** ***
で、今度は特典ディスクを見ました。こちらは主演の桃井かおり、研ナオコの二人の対談。やっぱり~!と思っていたとおり、あんまり変わっていません
*** *** ***
研 「かおりちゃんはドラマの方が年齢は若いけど、中身は今の方が若いね」
桃井 「あのころはなんか疲れてたんだよね~。でも『ちょっとマイウェイ』くらいでステーキをハンバーグにする女優って言われるようになっちゃってさ。あのドラマで野性味なくなったって言われたもん(笑)」
研 「周りの方がしっかり役作りされてたから自然に演技が出来たんだよね。このまんまだったもん、私たち」
桃井 「あのころはナオコちゃん忙しかったからね~。生のバラエティ(カックラキン、ドリフ等)と掛け持ちだったでしょ?で、久々に現場に来ると緒形さんが猫可愛がりしてさぁ(笑)」
研 「あんな楽しい現場なかったよ。あの後でどこ行ってもアレ?ってなっちゃってさ。もっと現場頑張ろうって思うようになっちゃった。表じゃなくて裏を頑張ってどうすんだって!(笑)」
桃井 「終盤はね、私、みんなと別れるのが辛くて、わざと疎遠になろうとしてたのよ」
*** *** ***
──などなど。裏話満載です。峰くんが緊張して噛む!とか赤塚くんがはじけてた!とか、神田くんと桃井かおりが週刊誌に撮られた(本当は全員でパーティしてたのに)とか…。
あ、あと研ナオコさんと緒形拳さんは、衣装が自前だったんですって!
あの時代にはスタイリストというモノが存在せず、矢野悦子さんが初めてついてくれて、「その態度を真似して演技したよ~」なんて桃井かおりが言ってました(^_^;)
ドラマの設定だと主演二人は26歳。
今の26歳と比べたら……いや~大人です!カッコイイです。
”いい女”ってこういう人たちを言うんだな、とつくづく思った特典映像。
そして、チームワーク、アットホームの極みのドラマだな、と思った「ちょっとマイウェイ」でしたp(*^-^*)q♪
本当に見られて良かったです!
ちょっとマイウェイ DVD-BOX バップ このアイテムの詳細を見る |
2代目食いしん坊とかも(だからフジテレビに入ったのか?)
悪役が多かった気がします。
TV見てたら地井武男さんが養成所の同期で、
アヤパンを見たとき驚いたって言ってました。
そんなわけで自分も
「ちょっとマイウェイ」
が見たくなったので、レンタル希望!(^^)!
ちょっと悪ぶってるけれど実は優しい…っていう
よくあるキャラで、格好いい感じの方です。
他にも熊谷(松田)美由紀がはすっぱな女子高生で
出ていて、結構ゲストが豪華ですよ
桃井かおりもカッコイイし、これは見たいです。
翳のある役が多かったけれど、そこが私の母性本能を刺激して 「私はわかってるから!」なんて訳の分からない応援をしてましたね。
高島アナのお父さまだと知ってましたけれど、そんなに早く亡くなられたとは。
小さい子供を残してさぞ残念だったでしょうね。
そうそう。研ナオコさん、いいですよ。
ああいうタレントさんはもうなかなかいませんよね。
緒形拳さんがコメディっていうのも新鮮で面白いです。
>メロディさん。
そーでしたか!
わかる~。その「私はわかってるから!」って気持ち
いいですよね~、なんかキュンとしちゃうんですよね!
高島アナのことは結構知られてるんですね♪
思います、って全部見てないけど^^;確か小学校
の先生だったような^^?
…結婚したんじゃなかったっけ??
(布施明と勘違いしてるのかな)
教師編は「♪僕のせんせいは~(フィバー)嵐を巻き起こす…」って。
主題歌が「世界一受けたい授業」でBGMになってます。
北野広大先生って名前でしたp(*^-^*)q♪
向田さんおっしゃるように、テレビっていままでは結局その場限りだったけど、こうして復刻されて残る時代になったんですね。ぜひ「時間ですよふたたび/たびたび」もおねがいしたい・・・
あと「レッツゴー!永田町」も!
もっと観たいドラマがたくさんあります!!
「なんとかマッケンジー」にうっすらおぼえがあります。結婚したと思いますよ、たしか。ドラマの内容は全然おぼえてないけど^^;
教師編はあれですね、「先生の名前はあ、北野広大です!」ですよね。テーマ曲もばっちり歌えますよ(笑)最終回すごい感動したおぼえが・・・
で、離婚して蘭ちゃんと結婚を…(下世話?)
教師編は「峰っ子~!!」って思い出があります。
観ながら実は北野先生と峰っ子が結婚しないかな~なんて思ってたもん
DVD-BOXって高いんでしょう? 大きな決断が必要だったと思いますが、それほど愛する人が居たら、制作者も本望でしょう!!
私はビックリです!!
ただ単に「かっこいい人」と思っただけだったんですよ。
BOXは高いですね…。でも特典映像がついてるのが美味しいです
それに今はユーズドが結構ありますからね(^_^;)
熱中時代刑事編の女優はミッキーマッケンジーです!
水谷豊と結婚した後離婚してプロゴルファーになりました。
ココ、試験に出るので覚えておいて下さい!
あと布施明と結婚したのはオリビアハッセーです。
ニュートンジョンじゃないよ。
映画「ロミオとジュリエット」の時の彼女は
メチャ可愛いので必見です。
思い出しました。
ロミジュリはいいですよね。
レナード・ホワイティング(ロミオ)がとってもハンサムでした
もう内容は 思い出せないけれど、ご飯の炊き方のシーンが 懐かしいです。最後 映画のナイトショー みんなで行こうという終わりだったかなぁ
このドラマ 私のベストドラマ100に 入る作品です。
最近 映画のオールナイト もう ないですね。
私は 昔 映画館で 働いていた頃その頃は もう映画館離れの頃でした。仕事で 映画館のオールナイト客も少ないけれど 疲れました。
そういえば ファンミレス系で ウェイターのバイトした事も 思い出しました。
仕事研究会(名前検討中
パルさんの 夜明けのマイウェイ 最高ですね 。
今 荒木一郎さんを 動画で 聞いています。
脚本家の 鎌田さん 金子さん
個人的に 注目しています
懐かしいですね~このドラマ。
最近めっきり日本のドラマを見なくなってしまいました。
登場人物の何気ないやりとりのひとつひとつが楽しかった思い出があります。