つづきです。
母(エイリアン)との%◆$?#▼!な日々(読書編)
母は倉本聰さんのドラマ、『風のガーデン』の第1回をうっかり見逃していたので、
「肝心な第1回を忘れるなんて、信じられない!」とか言ってさんざんバカにして
いたんですが、2回からどうにか見ている様子でした。
で、札幌についたときに「本があったら買いたい」と言い出し、
「ドラマ始まったばっかりなのに本なんて出てるかな…」と思って探したところ、
ちゃんと書店にありました。
それを我がマンションに着いたその日から、ず~~っと読んで、ついに昨日
読破してしまったんです。
最初は「結末言わないでね」と言っていた私ですが、気になってしょうがありません。
今日は我慢できずにちょっと聞いてしまったので、その時の会話を一部ご紹介。
(※母は高齢なので、記憶が曖昧です。本編と違っていてもご容赦ください)
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【ネタバレ部分は文字を白くしています】
私 「…で、結局さ。よくある終わり方なの?笑顔でフェイドアウトして、次の瞬間に
遺影、みたいな」
母 「(聞いてない)最後死ぬんだわ…」
私 「じっくり?ちゃんと死の瞬間まで描かれてるの?」
母 「(聞いていない)バスで暮らしてるのさ。それでお父さんが車の中のものを見て病状がわかるんだわ」
私 「バス?あのキャンピングカーみたいの?患者から譲り受けたやつ?」
母 「そう。息子には言わないんだよね」
私 「じゃあ富良野で家族の側にいるのにバスで暮らしてるの?」
母 「そう」
私 「ええ~~~・・・・・・・!?(ちょっとじんわり)」
母 「奥さんは自殺なんだもんね」
私 「それは知ってる。『食わず嫌い』で中井貴一がしゃべってた」
母 「久しぶりにいい本読んだよ」
私 「そうかい。……で、本は?」
母 「持って帰るよ。あんたはドラマ見なさい」
私 「うん」
母 「娘のね、花嫁姿が見たいって言って結婚式もやるんだわ」
私 「誰と!?」
母 「生前葬もやるんだわ。いい言葉で書いてあるよ~」
私 「……いい!STOP!それ以上言わないで!やっぱり知りたくない」
母 「うん。あんたはドラマ見なさい」
私 「ずっと後で本貸してよね」
母 「うん。いいよ」
:*:・゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜:*:・゜★゜'・:*:.
という会話がありまして、なんだか複雑な気持ちになってしまいました。
相変わらず会話が成り立たなかったんですが、とりあえず概要の想像がついた
ので、ドラマの先が楽しみです。
自分が先を行っていると思ったら、あっさり抜かれちゃった…(^_^;)
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こちらからも、TBさせて頂きました。お母さん、本読むペース、速いですね~♪
患者から譲り受けたやつ、、なるほどなるほど。
もっと反転させて読みたいような、読みたくないような、、です。
「久しぶりにいい本読んだよ」の一言は嬉しいですね。今後も期待大です。
「風のガーデン」、自分が思ったより意外な展開になるみたいです。
中井貴一の演技が楽しみです!!
まぁ、ドラマ見てからでもいいか。
なんてときに、
つい白いところを
緒形拳さんのセリフが何とも言えませんね。
予見してたのかとさえ思えます。
人が死んでゆくドラマを演じていたなんて…なんとも
不思議というか、どんな心境だったんだろうかと
いろいろ考えてしまいますね…。
先に本が出ていて
買って、ドラマ見るまで我慢我慢と思っていたのに
chomi、一日も我慢できず
読んでしまいましたよ。。。。
あー本屋で手に取り
読みでしまいそう。。。
涙目で会計に行く姿が見える。。。
本出るの早い!!
まあ、確かに他のドラマも殆ど原作の漫画とかがあるから、あらすじはわかるって言えばわかるんですけどね…。