なんだかんだいっているうちに、すっかりWOWOWの手に染まった私ですが
(ってそんな”悪の組織”でもあるまいし…^_^;)
加入する前は
『ドラマWってズルイ!』と心から思っていました。
だってね、「4TEEN」っていう石田衣良さん(かなり好きな作家さんです)の小説がドラマWで製作されちゃって、すっごく悔しかったわけですよ。
何故?どうして民放じゃあないの?!
──その疑問は、ちょっと今は解けた気がします。だってこっちの方がしがらみがなく作れるのです。CMがないんだもの。
私が現在支払っているように、観たい人の視聴料でまかなわれているんですよ。
だったらNHKだって同じじゃん?…と考えると、ちょっと話がややこしくなるんで、突っ込むのはこのへんで…(^_^;)
とにかくそうして”映画のようなドラマ”を作ることが「ドラマW」の強みなんだろ~な~と思う今日この頃です。
先日そんな「ドラマW」を連続で観ました。集中力のない私が、珍しくオンタイムで観た、奇跡のような作品群です。それらを一気に斬ってみようと思います。
エントリーは「アウトリミット」、「アルバイト探偵(アイ)~100万人の標的」、「神様からひと言」です。すごい強引…(^_^;)
◆「アウトリミット」◆
←「愛の流刑地」観ちゃったよ
出演:岸谷五朗、萩原聖人、市川由衣、黒谷友香、伊藤歩、田辺誠一、本田博太郎
監督:下山天
原作:戸梶圭太「アウトリミット」(徳間書店刊)
主題歌:horoscope(伴都美子)
【あらすじ】頭は切れるがいい加減で無節操な曳船署の刑事・井川(岸谷五朗)。
けちな窃盗犯を捕まえに行った現場で同僚を射殺され、頭に血がのぼった井川は窃盗犯を誤って殺してしまう。慌てる彼の目に止まったのは、犯人の服からはみだしたCDと携帯電話。
不意に鳴り出した携帯に出ると謎の女(市川由衣)の声がし、そのCDが3,000万円の価値があることを知る。
「よし、3,000万頂いちまおう!」 そ、そんなバカな…。
署からの呼び出しに嘘をつき、かつての同僚の大成(萩原聖人)を呼び出す井川。嫌々ながらも協力する大成だが、井川との間には心に傷跡を残すような、辛い過去があった…。
*** *** ***
これはね、主演二人がとにかくいいです。岸谷五朗がぶっ飛んでて、なんなんだ、この人は!!っていう怒りに似た笑いが込み上げてきます。
ちょっと情けない萩原聖人も、いい味出しまくり!本田博太郎も独特の雰囲気で、実は軽いような(?)なおかつ重厚な演技で画面を引き締めてくれます。
強引な展開ながら、テンポよく見られて、これが「ドラマW」六連ちゃんの最初の作品で良かった!と感謝したいです。
ラストも、これまた強引(?)ですが、すっきりしていて、なかなか掘り出し物!!
エンディングの曲もいいですよ~
◆「アルバイト探偵(アイ)~100万人の標的」◆
出演:椎名桔平、石田卓也、土屋アンナ、松重豊、國村隼
監督:崔洋一
原作:大沢在昌「帰ってきたアルバイト探偵」(講談社刊)
【あらすじ】六本木で国際的武器商人モーリスの白骨死体が発見された。
内閣調査室の島津(松重豊)はかつての同僚でもあった私立探偵の冴木涼介(椎名拮平)と息子の高校生・リュウ(石田卓也)の親子にその捜査を依頼する。
やがてモーリスが持ち込んでいた小型核爆弾をめぐって国際テロ組織などが入り乱れ、事態はままならぬ状況へと突入していき…。
*** *** ***
これは崔洋一監督が手がけたTVムービーです。
崔監督としては力作『血と骨』の後ということもあってか、ここでは肩の力を抜いた快活な演出がなされていて、どこか初々しくも感じます。
が!いかんせん、高校生の石田卓也クンの演技がイマイチ…。
けれど、そこをがっちりカバーするのが父親役でもある椎名桔平でありまして、荒唐無稽な話をうまく料理しています。
サスペンスやスリルの構築に怠りなどあろうはずもなく、改めてベテラン監督のしたたかな計算に舌を巻く作品です。
◆「神様からひと言」◆(TOP画像参照)
原作:荻原浩
監督:古厩智之
出演:伊藤淳史、陣内孝則、原沙知絵、田山涼成、嶋田久作、小倉一郎、脇知弘、
野村宏伸
【あらすじ】中堅食品会社のお客様相談室を舞台とした、荻原浩の同名小説をドラマ化。役員会議でトラブルを起こした佐倉(伊藤淳史)は、お客様相談室へと左遷になった。そこは、やる気もないのに苦情処理にだけは優れた手腕を発揮する中年社員・篠崎(陣内孝則)ら、癖のあるメンバーばかり。
すぐに会社を辞めようと思った佐倉だが、篠崎に振り回されながら苦情処理に奔走するうち、会社とは何かを真剣に考え始める。
*** *** ***
上質なユーモアと豊かなストーリー造形に定評があり、「明日の記憶」(渡辺謙がプロデューサー、主演を務めた)の映画化等で注目を集めている作家・荻原浩と、「ロボコン」等、瑞々しい感性の若手監督・古厩智之のコラボレーションによるドラマ。
「会社は誰のものか」「会社の不祥事における真の謝罪とは?」といった昨今世間を賑わすテーマに、原作の持つ、働く人への温かな視点も大切にしながら、柔らかく切り込んでいく作品に仕上がっていて、原作を読んでいない私には好感度大!でした。
見所はね…野村宏伸の赤ちゃんプレイかな?(って嘘です^_^;)
*** *** ***
──という感じで3作品を一挙にご紹介。
あと3本あるんですけど、それはまた次回に記事にさせていただきますね!
撮りたいものを自由にやってる感じでいいと思いますよ。視聴率も興収も関係ないですから。
ドラゴンフライは嫌いでした。なぜほしのあきを起用したのかと
やっぱり途中をCMでぶった切られないのも、見ていていいですよ。韓ドラに慣れすぎもありますがw
「ドラゴンフライ」は最初から観なかった(^_^;)
CMは本当にウザいです。
今日の「黒い春」は無事観れるだろうか…??
WOWOW加入してないし。。。
豪華な俳優さんたちで、
確かに見応えありそう
私、愛ルケ見なかった・・・
なんとなくね~
レンタル代と比較したらWOWOWの方が安上がりだったんです。
あと、ドラマWはやはりいいです。
しかもアンコール放送してくれるし(^_^;)
ま~、観ることが出来ないひがみでしょうか(笑)?? でも、最近 GyaOとかも オリジナルドラマ作っていますしね~~!
名画が観られるのが いいのでしょうねぇ!!
視聴率ゼロって…う~ん、なくもないかも(^_^;)
元は取れてるんじゃないですかね。
なんだか昔に比べたら豪華な気がします。
ドラマWなんてなかったし…。
ただ、デジタル化が完全に進むと大変だ~とは
思います。
(TVと録画機器両方加入しなければならないから)
GyaO…私のプロバイダーの会社のやってるもの
なんですが、見た事がありません(爆)
だって…PCの画面って目が疲れるんだもん
ドラマWですか?結構、有名どころが出ているんですね。CMが無いのもポイント高いですね^^
私はケーブルテレビで竹内力を堪能しています(笑)。
ケーブルいいじゃないですか!
私もCS憧れるんですが、どうも二の足を踏んでいます。
「アウトリミット」のハチャメチャさに完全にノックアウトされて、今さらながら岸谷五朗の上手さを実感しました。萩原クンも何かと私生活が大変そうだけど、芝居はいいですよね。本田博太郎さんは「エライところに嫁いでしまった!」の演技とちょっとかぶってませんでしたか?
「アルバイト探偵」は録画忘れてしまいました^^;
「神様からひと言」は原作があまりに面白いので超えるのは難しいと思いました。でも、コメディとしてはなかなかでしたね。
「我輩は主婦である」かな、最近で見たのは。
「アルバイト探偵」は、規模でかすぎ!(笑)
「神様からひと言」は前におっしゃってましたよね。
素材がカップヌードルってのがツボでした