まんてん堂こどもクリニック

仙台市宮城野区新田東3丁目2-7
小児科・アレルギー科
℡:022-782-6260

アップル達

2007年12月27日 | 雑談
この季節になるとまんてん堂ではアップルこと林檎が出回ります。
院長の母校が福島にあり、小児科修業は弘前でしたので共に林檎の名産地!

やぁ、林檎送られてきたんで…
という具合です。

林檎というのはたいした食べ物で、ことわざに

An apple a day keeps the docter away.
(1日1個のりんごは、医者要らず)

というのがあるように、
子供の頃は、風邪をひくと、よくすりおろしを食べたものです。
今回いただいた『ふじ』は、
国交とデリシャスを掛け合わせて
甘みが強く、やわらかくなりにくいものにしたものです。
日光を与えたほど、甘くなり
朝晩の寒暖差が激しいほど、蜜が入るのです。

この蜜の正体は、ソルビトールというものです。
原料は、葉で作られたでんぷんで、
果肉に送られてソルビトールになります。
酵素の働きで甘みのある糖に変わるのですが
果肉に十分糖がたまると、飽和状態になり
余分になったソルビトールが、維管束からあふれ出て
果肉の細胞の隙間にたまり、蜜となるのです。

なので、実は、蜜の部分自体には甘みが少ないのです。
初めてこの事実を知ったときは、愕然としました。
蜜のところほど甘くおいしいと信じていた
これまでの思いが打ち消されてしまったのですから

でも、蜜入りを見るとやっぱり、うれしい!

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