BONUS TRACK 01

40代のライフスタイル追求ブログ。毎日の生活に「おまけ」の一個を。

Music is Language

2009年01月20日 | 音楽

MISIAの武道館ライブを観に行ってきました。
ダンサー、バックメンバーを始めとする強力なサポータ。
炎、レーザー、花火、銀テープ…ラストは
銀のハートの風船を詰め込んだ大きな風船が
アリーナを飛び交い…と、まるでオモチャ箱。

失礼ながらMISIA=無口というイメージだったので、
意外に多弁でびっくりしてしまいました。

MC長くなってごめん…なんて言ってたけど、
アフリカの話、音楽への想い、
普段聞かない分だけ、彼女の情熱の深さを知りました。

『歌姫』なんて常用するけど、
安っぽく感じない真の歌姫だと思ったね。

そんなMISIAが現在進行形のアジアツアーで
印象に残った言葉として語ったのが、

【Music is Language】

音楽は言葉を超えるものがある
そうMISIA自身が思った出来事があったそうです。

MISIAのステージを観ていて思いました。

音楽は言葉を補い
言葉は心を補うんだと


話は変わりますが、去年の暮れ、
ゴスペルのコンサートを観ていた時の話。

私と友人はオープニングから感化されて立ち上がっていました。
すると2曲目に入った瞬間、波が引いたように人が座り始める客席。

やむを得ず、折りたたみの座席をそのままにして軽く腰かけていると、
後ろから肩を叩かれ一言『見えないんで座ってください』と…。

まぁ、どこにでもある、よくある話です。
もしかしたら同じ経験したことがある人もいるかと思います。

立ち上がりたい気持ちを抑えていただけに
正直残念な気持ちが一杯でした。…でも。

『見えないから座れ』というのはエゴのような気がします。
かと言って『立ち上がって見てる』のも相手にとってはエゴに見えたりするもの。

言葉にならないもの=体現を止めたり、とがめられないな、
自分がそうされたら嫌だからこそ思うんだけど、
実際に言われたりすると目一杯、嫌な気がするのに、
人のフリには言いたくなってしまうんですよね。

音楽は言葉だ。

声になることも
声にならないことも

合わせることも
合わせられないことも

伝えたいことも
伝えきれないことも

受け止めたいことも
受け止めてほしいことも

飛び越えてくれて
沈めてくれて
流してくれて
包み込んでくれる

音楽は、そんなこと容易くやってくれるのに

心は、そんな簡単に
音楽や言葉を補ってあげられないんだな。

音楽って偉大です。


△チラシの中の一枚。
折り紙みたいに山谷を折って中に寄付金を入れて
外にいるスタッフが持っているBOXへin。
心が音楽を補える一歩なのかも。

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