さずきんぐ・・・くいーんだってば! あっとらんだむエンタメLIFE

エンタメシンガー・アクトレス 雪乃さずきの公式Blog
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時代関係なく

2009-05-11 00:56:18 | 日々つれづれ
わたくしが非常に好きな『陽だまりの樹』(手塚治虫原作・横内謙介脚本)という舞台のセリフに
こんなものがあります。


 「自分で満足のいくような仕事が出来ねえと、ちっとも自由じゃねえんだよ。
  自らをよしとは出来ないんだ・・・・・・」

この 自らをよしとは出来ない という感覚、ものすごくわかる。

下級武士である万二郎が、自らの命を無駄にすることになったとしても、
“自分にしか出来ない、自分の仕事”を全うしたいという思いからこのセリフが出てくるのですがね。

あっ この話の 時 は 幕末・明治維新 です。


そして、この万二郎を慕う おせき がまた素晴らしくて。

万二郎の親友、医者・良庵が必死で万二郎の戦行きを止めているところに
このような言葉を放ちます。

 「私が万二郎さまの罪を償います。御仏にこの身を捧げ、この人が傷つけた人たちのために祈ります。
  一生を賭けて、お慈悲を乞います・・・・・・万二郎さまの罪は私の罪でございます。」

 「この方のために、何の力にもなって上げられなかったのでございます。
  この方の苦しみを知りながら、側にいて差し上げることさえ出来なかったのでございます・・・・・・
  お願いでございます、良庵先生!」



あぁ、何度でも泣けます。

て 言ってるそばから泣いてるんですけど(笑) アハハ(涙。。。)
て 言ってるそばからおせきになっちゃってんですけど。。。。。



職業人としては 万二郎の生き様、誠に真に共感致します。
周囲の人は・・・堪ったもんじゃない・・・よね(汗)。。。

ご、、、ごめんね(わたくしも万二郎なトコロ大分ありますので)


そしておせきの本物の愛情、これまた大共感です。
本物の愛・愛情ってこういうことだ・・・と いくらでも泣ける のですが。

ここまでの愛を注がれている万二郎はなんと幸せなのでしょう。
おせきの一途に人を想い慕う心・・・これまたここまで想える人に出会えたことが幸せですよね。

現在やっている大河ドラマの影響で、大事なことは『愛』と『義』と話題になっておりますが、
まさに!! 時代全く関係なく!!!!

愛 だし 義 だし

おせき だし 万二郎 なんです。


おせき も 万二郎 もわたくしの中に存在していて共存しています。
二十歳そこそこの若い頃などは150%万二郎でしたが(青かったねー 笑)、
現在は、、、痛いほどおせきの心持ちが理解出来る(誰?年の功って言ったのは!・・笑)

皆さんはどちらかしら??


笑っちゃうほど、もどかしいほど、不器用で一本気な 両方の心意気。

どちらも大切にしたい。

そして・・・ 愛しい。




   
   これ・・・随分前にモデルの仕事で着た着物です たぶん。
   お芝居の和物はほんの数本しかやっておりませんが、とても好きです。
   近松とか、はたまた極道物とか(笑)、演ってみたいな~。

   とか のほほんとしてる風 ですが、真逆です。
   エブリデイバタバタ!!  公開系情報・ちょいと待っててネ♪



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