食べるによく、目に美しく、賢くなれる誘惑に流されないで

女が見ると、
その木は食べるのによく、
目には美しく、
また賢くなるというその木は
好ましく思われた。創世記3：6



この世と調子を合わせてはいけません。
むしろ、心を新たにすることで、
自分を変えていただきなさい。
そうすれば、神の御心は何か、
すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、
完全であるかを
見分けるようになります。ﾛﾏ書12：2



　Ⅰﾖﾊﾈ2：18～26（27～29）
　ﾙｶ18：1～8（通読箇所）
　　　（ローズンゲン『日々の聖句』11/11；木）



　　　　　――――　☆ ――――


　エデンの園での出来事です。
天の神、【主】、
「『わたしはある（I am）』という者」と
名乗られる方（出ｴｼﾞﾌﾟﾄ3：14）は、
最初に創造された人、アダムに言われました。
「あなたは園のどの木からでも思いのまま食べてよろしい。
しかし、善悪の知識の木からは、食べてはならない。
その木から食べるとき、あなたは必ず死ぬ」と。（創世記2：16、17）



　けれども、サタンにそそのかされて女がその木を見ると、
その木は食べるのに良さそうで、目に慕わしく、
またその木は賢くしてくれそうで好ましかった。
それで、女はその実を取って食べ、
ともにいた夫にも与えたので、
夫も食べた。（創世記3：1～6）　




　使徒パウロは言います。
そのような自分の判断の集まりであるこの世と
調子を合わせないように、と。


そして、神の創造の目的から的外れになり、
自分の理性の判断で生きようとする
〔生まれたときからの私〕という霊を、
イエスの十字架刑での死に合わせていただいて、
処刑が終わっているもの、死んだものとしていただきなさい、と。



　そのうえで、イエスを通して来てくださる
【聖である霊】と呼ばれる方をお迎えし、
この方によって【父である神】の御思いを心に置いていただき、
その、心に来た【父である神】の御思いで生きる、
新しく生きる者にしていただきなさい。

そうすれば、神のみこころは何か、
何が良いことで神に喜ばれ、
完全であるかを見分けるようになります、と。




　使徒ヨハネは言います。
「初めから聞いていることを自分のうちにとどまらせなさい。
もし初めから聞いていることがとどまっているなら、
あなたがたも御子と御父のうちにとどまります。
これこそ、御子が私たちに約束してくださったもの、
永遠のいのちです。



あなたがたのうちには、御子から受けた
注ぎの油（聖である霊と呼ばれるお方）がとどまっているので、
その方がすべてのことについてあなたがたに教えてくれます。

教えられたとおりに、
御子のうちにとどまりなさい」と。（1ﾖﾊﾈ2：24～27）



　私たちも、自分の判断を先立て、世に流されることなく、
イエスを通して来てくださる
【聖である霊】と呼ばれる方によって、
何が良いことで、神に喜ばれ、
完全であるかを見分けながら、

また、いつでも、失望しないで
神との語らいの中に歩むのですね（ﾙｶ18：1～8）。

【父である神】の御思いが成るように、と。

今日も。





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