The Diary of Ka2104-2

出会えてよかったと(basic ver.) Ⅲ-4 Adagietto Symphonie Nr.5 cis moll Gustav Mahler - Katsutoshi Ishikawa

出会えてよかったと(basic ver.) Ⅲ-4 Adagietto Symphonie Nr.5 cis moll Gustav Mahler - Katsutoshi Ishikawa

マーラーの交響曲第5番第4楽章Adagiettoを世界で初めて私がそれも日本語でアリア化したものです。

このadagiettoを原曲に声楽用にアレンジをかけ日本語の歌詞を振ったのです。

最初、youtubeで野外劇場の日暮れ前か日の出直後頃に演奏者皆がマスクをして小編成オーケストラでGustavo Dudamelが指揮を執っていた動画を視聴して感動してお気に入りに取っておいたのです。

その後、何回か聴く内に自然とリブレットが湧いてきて、私はすかさずペンを取り歌詞をしたためて行きました。その後更に手を加えて歌にしてみたこの声楽を乗せる叩き台リブレット、lyricsは私の内から込み上げる一貫した想いが直接ないしは間接的に包含されています。また、私はfacebookで精神障害者のグループに2,3入っているのですが、夜ごとフェイスブックのタイムラインに表れる他の精神障害者の声、はがゆい想い、慟哭といったものも参考に取り入れています。2つのかたまりで構成されているこの曲のそれぞれ併せて2回出てくる最後の大楽句「今闇夜を裂き/柔らかな光が差し込み/あなたのあなたの肌を突き刺す/私はそういう存在でありたい」は、あなたに内入れ私の愛をと「突き刺す」との強い言葉で肌感を以て歌い上げますが、ここは精神的なものなのか色をほのめかしているのか或いは何かしらの哲学が込められているのか解釈は幾通りも出来ましょうが、あとになって私思ったのですが、ひとつにはこれは抗コロナワクチンの接種をも暗喩しているなとの解釈も今のこの時勢を反映するなら尚更可能でしょう。そしてこの時勢、ジェンダーの多様性にも思いを馳せ、一応は相手は女性を思わせておりますが、ひとたびも彼女や女性という言葉は出てこないようにしました。それは「人」として表しております。またリブレットの主役テノールの苦渋はアンビバレントな表現をとっています。

マーラー第5番第4楽章Adagietto/シンフォニーアリア「出会えてよかったと」作詞:石川勝敏

出会えてよかったと/思える人が/いつか現れると/期待しながら眠る夜々(よるよる)/あなた/

感じることがあるとしたら/私はいつもいつも自分を傷つけるとき以外他は/なにも考えられなくなってしまっていた/

今闇夜を裂き/柔らかな光が差し込み/あなたのあなたの/肌を突き刺す/

ああ私はそういう存在でありたい/

ああ忘れてしまいたいよ/忘れてしまいたいことが山ほどある/

いつかの/風切る/髪をなびかせる馬上の人/

いつかの/このちっぽけな頭を/さいなませる見える闇/

いつかのいつかの/緑色の森で/水色の池のほとりに/花を編む静かな人/

いつかのいつかの/この広大な大地を/歩いていると/

ひとりで/気狂いが頭をもたげてきそうになったこと/

LALALALALA/LALALALALALALALALALALA/LALA/LALALALALA/忘れてしまいたいよ/

出会えてよかったと/思える人が/いつか現れると/期待しながら眠る夜々/

LA/LALALALALA/LALALALALALA/

今闇夜を裂き/柔らかな光が差し込み/あなたのあなたの/肌を突き刺す・

ああ私はそういう存在でありたい


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