今朝は起きた当初から激しいうつ状態であります。いつもは統合失調症のとりわけ際立つ幻声であふれていて、うつやノイローゼは覆い隠されているのですが、たまに精神がいたたまれなくなるのか、うつやノイローゼが幻声の隙間に顔を覗かせます。幻声は私の脳を同時に働かせるのですが、その過労によるうつやノイローゼとも捉えられますが、これは統合失調症の陰性期における幻覚がなくなった折りのそれではなく、統合失調症は未だに陽性期で、別にうつやノイローゼが若い時分のいつからか私には御座います。
部屋にはピアノ名曲集CD6枚組の1枚目が流されており、私は気付くのですが、うつの時にそのような音楽は割に合わないなということです。うつがより酷くはならずともうつのままそれが全然解消されないのです。元気が奪われます。おそらく音楽とうつ状態がクロスし同期するがゆえだと思われます。その日何もしない、ベッドやソファに横になったまま過ごし、食事も自分では作らない、そういう折りには十分結構だと思います。
ですが、私には私の今日の日課もあれば夕飯も作らなければなりません。朝昼は完全に手抜きの軽いものしか食べないので、夕食はその分補えるようにちゃんと料理しなければなりません。また、食をおろそかにしていると、精神も冴えざえしなくなります。今から精神を整えておかなきゃという思いがありました。
私はそこでCDをピアノ曲から交響曲に変えました。そうして今、なんとかピアノ名曲集より心を紛らわすことができています。
うつが主流の精神障害者であるならいざ知らず、統合失調症患者の陽性期に訪れるうつにはピアノ名曲セレクションではそれが解消されません。
代えた交響曲は、買ったばかりで現在聴いているチャイコフスキー交響曲全集の続きで初聴きの第5番です。Evgeny Svetlanov指揮でオーケストラはState Symphony Orchestra of Russisan Federationのものです。
ピアノ名曲集は、ベスト集はベスト集でもDeccaが出しているベスト集なので安心して聴いているのですが、それはタイトルYour Best Tunes for Piano 101という代物で、聞こえていたDISC1の曲目は以下のとおり。
1.ノクターン 第2番 作品9の2ーショパン
2.トルコ行進曲ーモーツァルト
3.平均律クラヴィーア曲集 第1巻:第1番〈プレリュード〉ーJ.S.バッハ
4.英雄ポロネーズーショパン
5.パガニーニの主題による狂詩曲~第18変奏ーラフマニノフ
6.ピアノ・ソナタ 第17番《テンペスト》~第3楽章ーベートーヴェン
7.雨だれのプレリュードーショパン
8.ピアノ協奏曲 第2番~第1楽章 ※抜粋ーラフマニノフ
9.ピアノ協奏曲 第1番~第2楽章 ※抜粋ーショパン
10.主よ、人の望みの喜びよーJ.S.バッハ/ヘス編
11.ピアノ・ソナタ 第8番《悲愴》~第2楽章ーベートーヴェン
12.革命のエチュードーショパン
13.トロイメライーシューマン
14.ラ・カンパネラーリスト
15.ジムノペディ 第1番ーサティ
16.別れの曲ーショパン