どちらが優れているとか、私には判断がつきかねますが、下の二人の指揮者によるそれぞれのブラームス第1番のオーケストレーションは好対照に違っています。
小澤征爾版
Stanislaw Skromaczewski版
小澤征爾指揮は、全体として音がとてもよく出ていますが、スコアの推移やパートの違いによる差異があまりよくは認められませんでした。
方や、Stanislaw Skrowaczewski指揮は、全体として小澤指揮より大人し目の音出しですが、スコアの推移によりパートにより、音の出が結構はっきり違っています。
たまたまYouTubeを視聴していたら気付きました。
私の持ち分は声楽なので、声楽で云うと、小澤版がベースでSkrowaczewski版が内容・中身だとすると、それは最上級のベルカントになっていることでしょう。