やまがた長井食彩館・須藤米店

歌舞伎町への配達・米屋さんの思い出

平成元年~4年大久保の米屋さんにお世話になっていた頃の思い出話です。





当時はバブル景気の真っ只中!

新宿・歌舞伎町も例に漏れず、今以上に賑わい活気がありました。

そんな、歌舞伎町にはお得意様も多く毎日配達に行っていました。

高級料亭・飲食店、

そして仁義を重んじる団体の方々??・・・・・・・・

仁義を大事にする任侠の方々の事務所への配達も多くあり、

初めて配達に行く時は、事前にレクチャーを受けたものでした。

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ドアホンを鳴らすと、若い衆が

「あっ、米屋さん、親父(ここで言う親父は組長さん)から話しは聞いています。

どうぞ中に入って、親父は今、シャワー浴びているから・・・・」

と言われ、ソファーに座りお茶をいただき、待つこと10分ほど

親父さんが、部屋に入ってきます。

若い衆は立ち上がり挨拶。親父さんの背中には綺麗は絵が画かれて(彫られて)います!!

注文した米を確認すると、若い衆に預けていた分厚い財布からお米の代金を。

代金の貸しはありません。必ず現金払いでした。

「領収書はいらないから。お宅のお米本当に美味しいよな~、

お世話になっている方に送るんだけど、毎回喜ばれているよ。

社長さんに宜しく伝えてくれや~ありがとうな~。あと待たせて悪かったな、

これでコーヒーでも買って」

と、大変嬉しい感謝の言葉や、コーヒー代(金額は内緒です)をいただき、

会社に戻ります。

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やはり、礼儀の正しさ、上下関係のしっかりしている所、見習う点は多くある方々でした。
仁義を大切にする団体の方々も、時として自分達や関係の方々を守らなければならない時や仁義を通さなければならない時もあります。

そんな事に巻き込まれた時もありました。それはまた後日UPしたいと思います。


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