今日の石さん～2月28日～

世の中なんだか物々しいですね…いろんなイベントが中止…マスクが買えない…
今度はトイレットペーパー？帰りに買って帰る予定ですけども(;・∀・)買えるかな…

さてさて、今日の誕生石は『コーラル（サンゴ）』しかも『虫食い珊瑚』なそうで…
虫食い珊瑚ってなに(;・∀・)？初めて聞いた…で、調べてみたらまるで軽石みたくスカスカに穴がたくさん空いている珊瑚なんですね～
いやいやほんとにまだまだまだ知らない石ばかりです((+_+))
珊瑚が動物、っていうのもいまひとつピンと来なくて…大昔、海の植物、と思われていたそうですが、わたしも同じレベルです(;^ω^)


店内にはありませんでしたので、普通の珊瑚を載せます( ;∀;)
でも、このサザレはすこーし虫食い珊瑚っぽいです
どうやって虫食い珊瑚になるのかなとググってみましたところ、海中で倒れてしまった珊瑚が風化して色あせて穴があいてこうなる、とのこと(・_・D フムフム

珊瑚は古来より、悪魔や落雷、火事から守ってくれるお守りにされてたそうです
日本では『珊瑚＝産後』のごろ合わせで娘がお嫁に行くとき母親が出産子宝のお守りにもたせたとか(^_^)
ヨーロッパでは、この虫食いの穴に精霊が宿るといわれてるそうですよ♪
石言葉が『耐える心』…(;・∀・)おもい…
困難に耐え成長するサポートをしてくれるそうです、ちょっとラピスと似てます☆（ラピスは幸せになる為の試練を与えるそうなので(~_~;)）

もう長いのに、つい神話も交えたくなってしまいます…だって、珊瑚といえば！メデューサさんなので！
ペルセウスさんが退治した妖怪です~御高名ですよね(>_<)
そのペルセウスさんが切り落としたメデューサさんの首をもって空を駆けているときに飛び散った血が海に落ちて珊瑚になり、砂漠ではサソリになり、さらにペガサスと巨人の息子が生まれた…なんて神話では言われてます
血はペルセウスさんが瓶に集めてアテナさまに差し上げたそうですが、右側の血管からの血は人を蘇らせ、左側の血管からの血は人を絶命させる力があったんですって(@_@)

もともと美女だったといわれているメデューサさんを怪物にしてしまったのは、ペルセウスさんに無敵の盾を貸してあげたアテナさまなのです(>_<)
ポセイドンさまの愛人だったメデューサさんですが、ポセイドンさまの本妻がおっかない方でしたので、こともあろうかアテナさまの神殿で密会してたんですね
それがばれて、醜悪な姿に変えられてしまった、と…そりゃあ…ひとの家を密会場所に使う方がわるいですよね(;・∀・)
でも、最終的にアテナさま、蘇生と絶命の血液ゲット、さらに、切り落とした首は自分の最強の盾に埋め込んで相手を石化するスキルでレベルアップ(;・∀・)
じゅうぶんじゃないですかね(^-^;

今日の石さん～2月27日～

先日、アメジストの日がきたらお酒の神様のお話にします、と宣言したのですが
今日がその『アメジスト』の日でした(;・∀・)…意外と早くきたっ(;・∀・)
月の女神さまの女官、美少女アメジストさんが、たまたま悪酔いしてたお酒の神さまの悪ふざけで石になってしまった悲劇から生まれたアメジスト( ﾉД`)
２月の誕生石で、前述のような神話があるので、この石を持っていると悪酔いしない、とか二日酔いのお守りに良い、とか言われてますね。
真実を見抜く力を与えてくれるそうで、一目ぼれしやすい、とかついつっぱしってしまう、といったタイプの人に冷静さと落ち着きをもたらし、
真実の愛を見極めさせてくれるのだそうです…


こちら、店内にあるアメジストドームです(^^♪
どーこから見てもほんとにきれいです( *´艸｀)
そして、どーしても自分が映り込んでしまう…じゃま…じゃまです(~_~;)

真実の愛を司る石を生み出したディオニュソスさま
お父さんはゼウスさま、お母さんがセレネ姫、つまり神さまと人間のあいだに生まれました…
とはいえ、お母さんからは生まれていません！お父さんが自分のふとももに６カ月だったディオニュソスさまを３カ月かくまい、そして生まれてきたのです(;・∀・)
ゼウスさまは頭からアテナさまも生んでますのでね、全能の神ですから(~_~;)なんでもありなのですね
なぜかくまっていたのかというと、ゼウスさまの本妻、ヘラさまがたいそうやきもちやきで、夫の愛人さんをことごとく抹殺しにかかってますので(-_-メ)
セレネ姫が息子を産めなかったのは、乳母に化けたヘラさまに、あなたの恋人は怪物かもしれない！正体をあばかないと！といらぬ疑惑を植え付けられた結果
絶対に嘘はつかない、と誓いを立てさせたゼウスさまに本当の姿を見せて欲しいと懇願して、誓いをやぶれないゼウスさまが望みをかなえて神の姿をあらわしたために
雷光に焼かれて亡くなってしまったからなんです(´；ω；`)そのときセレネ姫は身重でした
それでご遺体から赤ちゃんを取り出し、うまれるまでかくまっていたわけなんですね…

で、無事うまれて大丈夫かなと思うじゃないですか？
ところがヘラさまはあきらめないんです(~_~;)
そのあと赤ちゃんは姫の姉妹のイノさんに託されます
あら？なんか長くなってきた(;'∀')でも結末まで言わせてください
イノさんのとこで実子たちに交じって女の子として育てられますが、みつかっちゃうんですね～
それでヘラさまってば、イノさん夫婦にもひどい仕打ちをするんです
これを語るとまた長いので要点を言うと夫妻を発狂させて、息子さん二人いたんですが、一人は夫が矢で射殺し、一人はイノさんが釜茹でにしてしまうという…
ああこわい！こわいし暗い！嫉妬こわい！
その後、みよりのなくなったディオニュソスさまは自分で布教活動をします(;・∀・)
すごくないですか？よし、神さまになろう！ってきめたんですよね
でもなんだかんだで信者も増えて、神として認められ、冥府にいってお母さんも連れ戻し、母子共に神さまになります

この話の救いは、ゼウスさまが息子ディオニュソスを育ててくれたお礼にとイノさん親子を神さまにしてよみがえらせてくれたことですかね…(~_~;)
今日は全然石とは関係ないお話でした(;^ω^)最後までおつきあいいただきありがとうございます

今日の石さん～2月26日～

季節が逆戻りしましたね…寒いです( ；∀；)
さてさて、今日の石さんはわたし個人的にすごーく欲しい石さん( *´艸｀)
『イエローフローライト』ですヾ(*´∀｀*)ﾉ


お店にはこのハートカットのみありますが、わたしはぜひ原石で…あの正八面体でぜひ欲しいです( *´艸｀)
あ、あまりフローライトについて興味のない場合、なんのことやらでしょうか(;・∀・)
なにぶん全鉱物の中で、フローライトが一番好きなものでつい…
この石さん、ピラミッドふたつの底面同士をくっつけたみたいな？かわいい形に結晶するのです！
種類も豊富で、とくにブラックライトで蛍光するのは有名ではないでしょうか♪
燃やしても蛍光するらしいですが(;・∀・)もったいないのでやりませんが…危ないですし…(;・∀・)
産地は限られますが、太陽光でも蛍光するものもあります☆
わたしも持っていますが、神秘的です…ずっと見てられる…(*´ω｀*)

この石について語っているときりがないので、肝心なイエローフローライトさんについて書きます(^-^;
ええと、『心身に活力を与え、希望と知的好奇心を授ける』とのこと。
芸術的な才能を引き出して想像力や直感力を高めてくれるので、何かを学ぶときに身につけるとよい、とありますね。
フローライトがそもそも『天才の石』とよばれるくらい学問のお守りとして親しまれますから、黄色は特に芸術に強いのでしょうか♪
ほかには、交友関係を広げたい、上手に自己表現したい、という時にもお守りとしておすすめだそうです(^_^)

自分はフローライトが大好きすぎて毎日身につけたくなるんですが、残念なことに、太陽光にも水にも汗にも衝撃にも弱いので要注意なのです( ﾉД`)
家のコレクションもカーテン越しにディスプレイしてますが、徐々に退色していてあわててさらに囲いをつけたりして…( 一一)
でもながめていたのでつい見えるところにだしてしまう…だめですね…(;・∀・)

今日の石さん～2月25日～

今日は暖かかったですね…春が近いかも…(^^♪
さてさて、今日の誕生石は『ファントムアメジスト』でした(^_^)
この石さん、別名がすっごいたくさんあるんですよ(^-^;
自分はこのお仕事するまでは、少しは天然石が好きかなくらいのド素人でしたから、名前が違うと全然違う物かと思って大混乱でした((+_+))
　ケープアメジスト
　ストライプアメジスト
　シェブロンアメジスト
　ドッグティースアメジスト
　ゴーストアメジスト
…これ、みーんなファントムアメジストのことですって(;・∀・)


残念なことにまたしてもお店に在庫がないので私物を載せます(;・∀・)

ファントムクォーツは、水晶が成長途中速度が遅くなったり止まってしまったりした時に結晶表面に別の鉱物や不純物がつもり、また成長を始めた結果
山のような形を閉じ込めた形になり、それがまるで水晶の中に山があるように見えるので山入水晶とか幻影水晶とか言われます…
こういった出来方をしているので、過去にとらわれ前に進めないような停滞した状況や困難を乗り越えるお守りとして
または自分の殻を打ち破り成長したいときなど、発展とか成長を後押ししてくれるエネルギーのようですね
それにアメジスト自身の調和と癒しであるとか、家庭円満、真実の愛等の意味合いも含まれるのがこの石さんなのかな…

アメジストには有名な神話がありますよね
お酒の神さまが酔って（なにやらお父さんに叱られて荒れてたらしいです…）月の女神さま付の美少女アメジストさんを獣に襲わせたところを主人の女神さまが少女を水晶の姿に変えて守った…
罪のない少女が石になってしまった姿を見てお酒の神さまはとても心を痛め、葡萄酒を注いだところ、水晶は美しい紫色に変わった…
それがアメジストのいわれ…というお話しですが

昔から疑問に思ってまして、これって助かったのでしょうか(^-^;
少女は石になってしまったんですよ？獣の方を石にした方がよかったのでは(;'∀')
でもこのお酒の神さま、ディオニュソスまたはバッカスとか呼ばれますが、これも壮絶な人生…神話大好きなのでこれを話すと長いので
誕生についてだけお話ししますと、お父さんのゼウスさまのふとももから生まれています(^-^;
ギリシャ神話っていろいろ無茶ですよね～いつかアメジストの日があると思うのでその時にでも書こうと思います(>_<)

今日の石さん

横殴りの雪です～(@_@)のぼりが折れそうなので撤収((+_+))
さて今日の誕生石は『ルビー』なそうです☆
７月の誕生石でもありますね～
人々に大切にされてきた歴史はすごーく長いようです！

　古代ヒンズーでは、『宝石の王』として珍重
　古代ミャンマーでは、『不死身の石』
　中世ヨーロッパでは、『危険から身を守る石』とされ王冠やリングにつけて色が黒ずむと不吉の予兆とし
　古代ローマでは、『軍神マルスの加護がある』として兵士たちが身につけた

のだそうです～
軍神アレスさまの石ということで、勝負運を授けてくれる勝負の石！
目標祈願のお守りとして、仕事や学業で夢をおいかける人がもつのもよいみたいです(^^♪
色のせいか、血液関係に強いようでしたね～
心臓を強化して血液の循環をよくしてくれるそうです(*´ω｀*)
昔の医術本に風邪と肝臓の病に効くという記録も残っているとか…


アメジストと一緒に持つと、縁結び、恋愛成就によいそうですよ(^_-)

ルビーのことを調べていたら、イギリスのキャサリン王妃のルビーの指輪の逸話があって…
王様から贈られたルビーの指輪が離婚される前には色がくすんでしまった、という話だったのですけど(;・∀・)
どんな女性だったのかなっと気軽にウィキペディアを読んだら、人生が壮絶すぎて(ToT)
すごく簡単にまとめると、最初の夫となる人戦死→その後弟と結婚→死産流産くりかえし男子生まれず→夫の愛人増加
王様離婚決意→愛人が王妃に！→唯一の娘も自分が王妃でなくなったため庶子扱いに→王妃と署名した夫への最期の手紙（本人は離婚を認めなかったわけです）を残し永眠
よくわからないが王妃になった愛人が死刑→その後何人も愛人が王妃になっては処刑→結局キャサリン王妃の一人娘が王位を継ぎ、母の名誉を復活させた…

大変でしたよね？！自分の国のために縁組され、なんと父親にも裏切られてます(´；ω；`)ｳｩｩ
ですが夫をよく支え、政治手腕が優れていたようで国民には愛されてたし、城をだされても『王妃さま』って呼ばれてたんですって。
いい人だったのだろうに無念な人生だったろうなぁ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…

ってまたなんの話だったのか大脱線しました…石とは関係ないですね(~_~;)
ルビーに強烈なイメージが加わった今日でした…