ちなみに海外のホテルのシャワーはこれまで使い易かった事がありません。
今回のホテルのシャワーも使いにくかった。

湯船に出す蛇口が一つ、固定式のシャワーヘッドがひとつ、手持ちのシャワーヘッドがひとつ。
3ヵ所からお湯が出るのですが、その出口を選ぶのと温度調節するのにレバーは二つしかない。
これは難しい。
試行錯誤の結果なんとか仕組みは分かったのですが、温度調節がこれまた難しい。
レバー位置を固定したいのだけれども自重でだんだん下がってしまい、温度が勝手に上がってしまう。
日本のお風呂のシャワーはデジタルで温度設定できるし、カランのサーモスタットで好みの温度のお湯が出ます。日本の住設機器はスバラシイ。
トイレは今回初めてシャワートイレでした。それもTOTO製の。海外のホテルでは初めての経験です。
ただ公衆トイレは相変わらずドアの下30cmが空いてました。
汗だくでグズグズになってしまったランニングウエア。このまま日本に持って帰ると発酵してそうなので、洗濯することに。
ホテル内にコインランドリーがあったので行くと日本人が行列してました。みんな考える事は同じなんですね。
洗濯機はすぐ空いたものの乾燥機は時間がかかるのであきらめ、部屋のベランダに干す。天気が良かったので数時間でほぼ乾きました。
ハワイ最後の夕食はがっつりお肉を食べる事に。
ホテル内のJALのツアーデスクに行ってお店の予約を取ってもらう。支払いもここで済ませられるのでチップとか気にしなくて済むので助かります。
行ったお店は「田中オブ東京」という鉄板焼きステーキのお店。
目の前でシェフがパフォーマンスしながら鉄板で調理してくれるお店です。
隣の席に白人の5人家族が座っていて、一番下の4~5歳の子供が、炎が派手に出るパフォーマンスにマジでビビッていて可愛かったです。
食事後夜のホノルルを楽しもうかと思ったのですが、さすがに朝2時起きでフルを走った後ではその元気もなく、ホテルに帰ってバタンキューでした。
そしてハワイ最後の日。朝はゆっくり寝ていてもよかったのだが、毎日早起きしてたのでこの日も早く目覚めてしまう。

ワイキキビーチの見えるオープンテラスで優雅に朝食。

ところがハトがやってきてテーブルの食べ物を取られてしまうので、なかなか優雅にとはいきません。
日本人にとって悩ましいのが飲食店などのチップ。
このホテルのレストランではテーブルに置かれた計算書に食事の料金の他に、チップは15%の時はいくら、20%だといくらと書いてあります。
チップは最低15%、サービスが気に入ったら20%払ってくださいという事らしい。
私は当然15%を選んでその金額をその計算書に書き、部屋番号とサインをします。
そしてチェックアウトの時にその金額を清算するわけです。
前日のステーキハウスでは最初からサービス料込みの金額で、計算書にもその旨書かれてました。
その前夜に食べたラーメン屋さんのレシートを見たらチップの事はなにも書いてない。渡し忘れたのか?
初日の昼食はフードコートなので当然自分で料理を運んで片づけるのでチップはなし。
ホテルの部屋には毎日サイドテーブルに1ドル置いておきました。
あー、めんどくさ。

朝食後時間が少しあったのでワイキキビーチを散策。
結局ハワイの海に入る事はありませんでした。もう少し時間があればマリンスポーツとか観光したかった。
ちなみに羽田便だと出発が遅いので最終日もそこそこ観光できるそうです。
空港行きのバスが9時に出るので8時半にホテルをチェックアウト。
現金で支払うとほぼピッタリでドルがなくなりました。
海外でお金を使うと困るのは小銭がどんどん溜まってしまうこと。
特にドルはコインが分かりにくいのでついつい紙幣で払ってしまう。
そこでコインを減らすためにコンビニなどのレジではありったけのコインを差し出して、「ここから適当に持って行って」作戦にしました。
ちゃんとしたコンビニやレストランならごまかされる事はほぼないそうです。
これで今回コインはほとんど残りませんでした。
もっともコンビニでも自販機でもほとんどの所でクレジットカードが使えますから、敢えて現金を使うこともないのですが。
午前9時にホテルからバスに乗ってホノルル国際空港へ。
途中道路の渋滞がひどくてバスは抜け道をうろうろしながらも、ほぼ時間どうり到着。
出国検査でX線検査後カミさんのスーツケースが開けられて抜き打ち検査される。
カットバンみたいなものでスーツケースの中をぐるっと拭ってる。覚せい剤の検査?
カミさんのぱんつが危険物として摘発されないか心配しましたが何事もなく終了。
12:05発のJAL機は定刻より10分ほど遅れて離陸。
ホノルル空港は施設も滑走路も混んでるのでした。
そして翌日の夕刻、セントレアに到着したのでありました。
今回ホノルルマラソンに参加して感じた事。
とにかく自由。
スタートでどこに並ぼうとうるさく言われないし、仮装も自由。車椅子でもベビーカーでもなんでも持ち込んでOK。
そもそも前日までエントリー受け付けてるし。半年前にしかエントリーできない日本の大会もここだけは見習って欲しい。
おもてなしや応援が凄いと聞いてたが、それほどでもなく。日本の大会の方が応援は凄いし私設エイドも多く、おもてなしも充実。
日本にも素晴らしい大会はたくさんあるので敢えて高いお金を出してまでホノルルに行く必然性は感じませんでした。
ただ日本の大会とホノルルマラソンは全く種類の違うマラソン大会で、比べる事自体違うのかもしれない。
マラソン大会とハワイというリゾートを両方楽しめる大会だと考えると充分魅力的だと思いました。
ホノルルマラソンはもう出たいとは思いませんが、ハワイにはもう一度行ってみたいですね。