義母の病室を覗く。
庭に植えてある沈丁花の花芽が膨らんできているので枝を2つ切り小さい花瓶と一緒に持って行く。
この沈丁花の木は義母の部屋の前に植わっていて開花の時期になると
「良い匂い。この花は可愛くて好きだなぁ~」
そんな事を呟きながら嬉しそうに眺めていた姿を思い出す。
もう、ウチで沈丁花の匂いを嗅ぐ事も出来なくなってしまった義母。
病室のカウンターの上に花瓶を置くと
「あっ・・・沈丁花・・・」
直ぐ気が付いてくれて嬉しそうな顔をしてくれた。
よかったぁ~持っていって。
病室はあったかいからきっと直ぐ開花して良い匂いを漂わせてくれるだろう。
好きな沈丁花の花の香、感じられたらいいよねぇ~
どうか・どうかそれまで命の灯よ消えないで
庭に植えてある沈丁花の花芽が膨らんできているので枝を2つ切り小さい花瓶と一緒に持って行く。
この沈丁花の木は義母の部屋の前に植わっていて開花の時期になると
「良い匂い。この花は可愛くて好きだなぁ~」
そんな事を呟きながら嬉しそうに眺めていた姿を思い出す。
もう、ウチで沈丁花の匂いを嗅ぐ事も出来なくなってしまった義母。
病室のカウンターの上に花瓶を置くと
「あっ・・・沈丁花・・・」
直ぐ気が付いてくれて嬉しそうな顔をしてくれた。
よかったぁ~持っていって。
病室はあったかいからきっと直ぐ開花して良い匂いを漂わせてくれるだろう。
好きな沈丁花の花の香、感じられたらいいよねぇ~
どうか・どうかそれまで命の灯よ消えないで
