毎年お盆の時期になると幼年の頃のことが思いだされます。近くの大本山妙心寺のお盆の行事が子供心になんとなく楽しみでした。９日～１６日のお精霊迎えから送りと賑やかになる境内で遊んだ記憶がよみがえりますね。もっとも夜店が出るのが楽しみやったのですがね・・・！！両親を亡くしてからはお盆の行事も少しずつ違った気持ちで迎えるようになりましたがね。これが終われば待望の夏休み最後の行事「地蔵盆です」子供心に一年中の中では最大のイベントでした。各町内それぞれに特色のある内容でそれぞれが自慢のしどころでした。記憶では昼は数珠廻しから福引、金魚すくい、夜は各町内盆踊り老いも若きもみな集まり盛大に踊ったものです。二日目は町内で貸切ばすで海やヘルスセンターに遊びに行った記憶がありますね。しかし、５０年程前の話とはいえ今から考えると町内にも大勢の人がいたのですね。今、居る町内も地蔵盆は勿論あるのですが随分昔とは様変わりして子供会が主で運営しています。町内の地蔵盆と言うよりも子供会の地蔵盆になっているようです。まあ～いづれにしても絶えることなく続けられることを祈っています。地蔵盆が終わる頃には蒸し暑い京都にもようやく少しづつ秋が近寄って来ます。