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セコい将棋オヤジ

小山怜央さんに続く方は現れるか?

小山怜央さんがプロ棋士編入試験に合格。

純粋なアマチュア棋士がプロ棋士になる。

AIの進歩もあるが、歴史的な快挙である。

ただ残念なことだが、小山怜央さんに続く、
存在が今後出て来るか?

というのは、微妙なところです。

小山怜央さんはアマチュアを代表する実力者。

小山怜央さんと同等以上の実力の持ち主。
実はアマチュアには両手両足を加えても
足りないぐらいいる。

一方で、プロ棋士とトップアマが、
女流棋士と比べても、
直接対決する機会があまりにも少ない。

小山怜央さんが、神奈川県予選から勝ち上がり
首都圏ブロック、全国大会ベスト8で
出場資格を得た。
朝日杯のプロアマ対局。
アマ竜王戦準優勝で出場権を獲得した
竜王戦6組のアマチュア枠。

大きなところだと、このくらいである。
他にも銀河戦等があったが、
アマチュア王将戦がコロナ禍でなくなったので、
今はこの2つのアマ棋戦で勝つしかない。

しかも、朝日杯一次予選や竜王戦6組では、
女流棋士やフリクラの引退間際の
ベテラン棋士ではなく
プロ棋士と技術的に同等の
力量を持つ30数名の奨励会3段リーグ
の中で上位2名となったばかりの
バリバリの若手棋士と対戦する。

年に1度か2回しかない機会で
10勝以上6割5分以上の勝率。

数少ない機会で、バリバリの若手棋士に、
6割5分以上の成績で勝たないといけない。

小山怜央さんに続く、トップアマ。
実力的にはかなりいる。
だが、その実力者が挑戦する機会が、
あまりにも少ない。

アマチュアがAI使って強くなっても、
日本将棋連盟には何も利益が出ない。
あまり小山怜央さんに続く
存在は出て欲しくない。

自分が連盟の理事ならそう考える。

こんな状況の中で類稀なる実力と努力。
そして最善の選択をして、
夢を実現した小山怜央さんに、
改めて脱帽。

これからも歓迎されてプロ棋士に!
というわけにはいかないと思いますが、

自分はお仕事頼んで応援したいですね。


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