良く高いと言われます。
ただ、自分から言わせれば、
他の大会の参加費が安過ぎです。
そこそこ大きな駅の徒歩圏内の
100名近い会場を借りれば、
1日3万円以上はかかる。
スタッフは最低2人は必要。
1人込みで10000円としても、
100名規模の大会であれば、
5人は必要。
道具や消耗品、HP等
色々準備も必要だ。
賞金や代表になった方の負担金もある。
アマ名人戦の場合は1人80,000円。
仮にアマ名人戦の予選会を開催すると、
代表者80,000円。
会場費30,000円。
スタッフ10,000円✕4名。
その他、消耗品、周知費用10,000円
とすると、16万円は最低必要。
仮に参加費2,000円だとすれば、
80名程度の参加者が必要。
しかし80名の参加者を集めるのは、
結構大変だ。
というか実際には60名ぐらいに終わることも多い。
参加費を3000円にすれば、
仮に60名でも18万円の収入があり、
赤字も少なくて済む。
スタッフも少数精鋭となり、
参加者の質も何故か良くなり、、
というあまり大きな声では言えない
メリットも大きい。
ただ、高い参加費を払っても、
2敗したら失格。お帰りください。
では満足が出来ない方が多くなる。
高い参加費を払ってもそれに見合う対価が必要だ。
トーナメントでなくスイス方式。
更には、最後まで入賞の対象者が、
多く出る新たな仕組み。
慰安戦や
プロ棋士や女流棋士の先生方の
力をお借りして、
指導対局、大盤解説などの
イベントも検討の余地がある。
最近ではコロナ。
今ではソフトなどの、
対策も出来る限り緩和したいものである。
そもそも人口削減じゃなくて減少している。
大会そのものが減っている時代に、
参加費を安くして、人を集める。
それはちょっとどうなんでしょうか?
人参や大根じゃないし、大会に行くには、
交通費や昼食代などの経費もかかる中、
安いから行く人はあまりいないのではないでしょうか。
参加費は上げるけど
それに見合う満足を提供する。
将棋大会に限らず、イベント運営者に、
求められていることではないでしょうか?