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セコい将棋オヤジ

最後の〇〇長にさせられて後世まで責任を問われる。

先日、所属する団体から連休中に開催されるイベントの要綱が届いた。

理事長には、
①前回も人数が集まらず、何回も予選会を開催して何とか人数を集めた。
②しかしながら理事会であくまでも96人の人数に拘る。
③更に人数調整ができる直前の予選会は、人が集まらないので無理と主張。
 仕方なく首都圏と関西で予選会を開催すると決まったが、
 イベントの要綱には全く記載なし。
④また最終日に、首都圏を中心に昨年の参加者の多くが参加するだろう
団体戦が開催されるため、予選会を含めて参加者が減少する見込み。

と進言した数日後に昨年同様の要綱を送付する。

いや~何と言っていいのか、、
あれだけ苦労されたのに懲りてないのか?
今に始まった話ではないので
従うしかありませんが、こちらとしては頭が痛い。

60代の理事長は勿論、自分の年代も同様なのですが、
コロナ前まで30年近く続いたデフレの時代でやって来たせいか、
昨年度と同様にイベントを開催すれば、同程度の人数が集まる。
と考えている方が多い。

しかしながら実際は、どんどん参加人数が減っており、
色々工夫をしてようやく昨年度と同程度の人数が集まるのが
実態である。

不都合な現実に眼を背けて、良いところしか見ない。

自分もそういう面が無きにしも非ず。

なので、あまり他人のことは言えないませんし、

実際に理事長も含めて、
実は分かってはいるけど、
今までどおりのやり方なら責任は問われないし、
何とか自分の任期中は続けていられる可能性も高い。
「このまま続ける。」
と考えている方が多い。

しかし実際はどうであろうか??
既に、日本という国は、平均年齢が約50歳の老人大国。
経済は疲弊し、技術革新は進まず、
既に中国は勿論、韓国や台湾よりにも遅れを取り、
規制だらけの中で、脱炭素やら、働き方改革等、
更に新たな規制をかけることばかりに躍起だ。
一番優秀な学生が、既に崩壊しつつある健康保険制度を
はじめとする社会保険制度に依存する医者になりたがる
という国でもある。

こういう中で、多くの人間を集める。
規定の人数を集めないと成立しない。
イベントがそもそも無理ゲーなわけで、
参加費を上げて参加できる規定人数を減らすと同時に、
上げた分は、イベントに使って
高くなった参加費に見合う内容にして、
「何回も参加したい。」
「オプションに課金したい。」
「当日気が向いたら参加できる。」
そういう風にしていかないと、、、

いずれ、大幅に参加者数が減ってイベントが成立しない。
事態が起こってしまう可能性は極めて高い。

一方でこれまでやっていた内容を減らしていくのは、
増やすよりも難しい。

上に立つ人も厳しい判断を迫られ大変な時代であります。

現在、衰退後期の日本にあっては、
破綻する場合もあるので、、
最後の〇〇長にもなりかねません。

自分もやりたくありません。

うっかり〇〇長を引き受けたら
最後の〇〇長になり、後世まで責任を問われる。

恐ろしい運気の時代になりました。
















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