能登半島は道路がズタズタに破壊されたからインフラ復旧に時間がかかるのはわかるが、集中的に重機を投入すればもっと早く復旧するはずだ。
しかし、メディアは触れないが、志賀原発が大変な事になっているそうだ。これからの余震でメルトダウンを起こさないよう、志賀原発修復工事に重機、資材、人材を集めているそうだが、それはそれで仕方がない。
東日本大震災時も女川原発の防潮堤がやられて、東北電力は東北各地から重機をかき集めて修復工事を急いだ。おかげで他の震災復旧工事費がつり上がってしまったが仕方がない面もあった。福島原発に次いで女川原発までがメルトダウンしたら大変な事態になったからだ。
しかし、大阪万博工事は違う。
あんなろくでもない財界の金儲けイベントに入れている無数の重機を即、能登半島に回すべきだ。
万博会場の夢洲では、万博の先にあるカジノインフラのために、ちょうど上下水道工事が突貫で行われている。水道敷設に特化した重機も、水道工事に手慣れた技術者も多数、夢洲で働いている。
それらをすべて能登半島の水道復旧工事に投入すれば、能登の水道は4月よりはるかに早く復旧する。
なぜ、馳知事はやらないのか。 なぜ、岸田総理はやらないのか。
東日本大震災の被災者として一番困ったのが「水」であった。能登の避難所では水不足から感染症も多発していると聞く。
岸田文雄が今、やることは派閥の解散問題ではない。
志賀原発のメルトダウンを防ぐことと、能登半島の一日も早い水道の復旧である。
おととい、岸田が麻生と会食した?
アホか!!
麻生との飲み食いや、できもしない派閥解消や政治刷新より、能登の人たちの命を救え!
それと、
日本共産党よ、志位院政体制維持のための党大会などやっている場合じゃない。田村よ、除名問題で心ある党員を罵倒している場合じゃない。
そんな時間があったら共産党の全議員が能登に入れ。渋滞にかこつけて現地入りをためらう場合じゃない。
もう渋滞はない。
あるのは
「政治の停滞」だけである。