Three Views Of A Secret

ベスト・キッド

面白かったです。
息子を膝の上に乗せて鑑賞しました。
息子も銀幕に釘付けで、泣かずに黙って観ていましたよ。
もちろん後半は寝ていましたけど・・・。
2時間20分とは思えないほど、あっという間に楽しく終わりました。

オリジナルも劇場で観ました。
どちらも面白いですよ。

オリジナルの主人公のラルフ・マッチオが主演する映画はハズレがないですね。
「クロス・ロード」もお薦めの一つです。

ベスト・キッドは善悪がはっきりしていて、逆転不可能な状況からの大逆転という典型的なストーリーが痺れますね!

頭ではなく、素直に心で楽しめる作品です。
ロケ地も中国の観光スポットを沢山紹介していて、中国に旅行に行った気分になります。
修行の場所としては・・・という感がありますが、あからさまに観光紹介という感じで許せます。
これからのハリウッドも中国ロケが増えるのではないでしょうか。

とにかく楽しいですよ!

ヒロインのメイ役の中国人の女の子もかわいいし・・・。

ウィル・スミスの息子のジェイデン・スミスがその娘とのキス・シーンについてこんなことを言っていました。

『監督がずっと指示を出してさえいなければ、いいキスになっていたんだけどね。監督が、「よし、顔をくっつけて。位置を決めるからな」って指示しっぱなし。まいったよ(笑)。だから僕らはずっとそこに座っていて、それからキスしなければならなかった。気まずかったよ。それを2日間に20回くらいやったんだ。「ハラルド(監督)、頼むよ。別のシーンをやろうよ。ちょっと休もうよ」って言うんだけど、「このシーンを終わらせないとだめだ。これは映画の中で一番重要なシーンになるから」って言われて。正直死ぬかと思ったよ(笑)。』

かわいいですね。

ジャッキーは子供たちと対決するカンフー・シーンについてこんなことを言っています。
『小さな子どもたちから自分の身を守るためのコレオグラフィを考えるのは、とても時間がかかった。僕が子どもたちをいじめているように見られたくなかったし、子どもたちが関わるファイトシーンは過激なものにしたくなかった。だからコミカルな瞬間も入れるようにしたんだ。』
このコメントを見ると、昔の作品「九龍の眼/クーロンズ・アイ 」で障害者とのアクション・シーンがちょっと差別問題的なことで叩かれたことがあるからかなと・・・色々考えていますね。

しかし、ジャッキーが色々監督の手助けをしたからこそ、こんなに楽しい素晴らしい作品になったと思います。
クライマックスのカンフー大会は全て”ジャッキー・チェン・スタント・チーム”が練りに練って作り上げたものだそうです。
このシーンはオリジナルの何倍も凄い迫力と緊張感のあるものとなっています。

この作品はオリジナルを非常に尊重して作ってありました。
オリジナルの師匠のミヤギはなぜか車を10台くらい所有していて、主人公のデートに貸してあげたりしていて車好きをアピールしていましたが、ジャッキーは車の事故で奥さんと子供を亡くし、家の中でその車を1年かけて修復し、命日になるとその車を自らの手でまた壊し、そしてまた修復するという・・・ちょっと悲しい感じに変えられていました。

他にもいたるところにオリジナルに対してのオマージュが感じられますので、ぜひオリジナルを観てからこの作品を観ると、より一層楽しめますよ!

お薦めです!
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