1928年(昭和3年)に、くろがね吟社が創設されて、間もなく100年になろうとしています。八幡製鐵株式会社の中で誕生した吟社は、その後第二次世界大戦中のくろがね誌発行中断を経て、1953年(昭和28年)に再発刊に漕ぎつけ現在通巻981号(2023年8月)となっております。また製鐵所同好会から独立し、市民川柳会として北九州市を中心に活動を展開しております。現在会員は200名です。社風としては、一党一派に偏せずくろがね流を確立して、会員の活動を応援しております。「川柳は砥石であり、目薬でもあります」自分磨きを一緒にやろうではありませんか。
主幹 古谷 龍太郎
【2023年(令和5年)8月】
■今月のくろがね誌■
第71回 八幡東区総合文化祭川柳大会のご案内です。旧八幡市の川柳大会の流れをくむ歴史ある川柳大会です。3年ぶりの開催です。黒川孤遊氏の講演も予定しています。
☆くろがね8月各地句会日程表☆
見学、大歓迎!!会場の職員にお尋ねください😀
■選評 火花抄 (7月号から私の好きな句)■
<坂本 蛍 選>
☆ 手づかみにとかげがシッポ置いていく 龍
小さい子供のかわいさが、とてもよくでていてたまらなくかわいい。それからシッポはどうなったのかな?
☆ がたがたと言ってた人が丸くなる 広志
がたがたと言ってる時が人生最高。自己主張する元気がなくなったのか加齢のせつなさが出ている楽しい句。
■くろがね復刊70周年記念■
下記の通り、今年度の発刊を予定しており、準備を進めています。進捗を報告します。多くの方に購入して頂き、作句で活用して頂ければうれしい。
★進捗状況★
①掲載する句の抽出および原稿作成を完了・・5/25
②句集の仕様検討および見積もり依頼・・・・5/29
③見積もり依頼した3社の比較検討を行い1社を候補
に役員会で決定・・・・・7/13
④游心が会社訪問し、詳細仕様、制作工程の打ち合
わせ、制作現場の見学など・・・・・・・・7/28
⑤原稿の最終版を渡し、250冊を発注・・・・7/31
⑥龍の庵の勉強会後、校正に協力いただける坂梨和
江さん、八木幹子さんに状況説明した。・・7/31
⑦ラ・フランス句会時に、田中ひよこさんに状況を
説明し校正の分担を了解して頂いた。・・8/1
⑧レイアウトの見本を自宅に持ってきた。役員と確
認、このレイアウトでGO!!を指示。・・8/4
⑨わっしょい100万夏まつりをくろがね有志で見
物。大塚蘭さん、校正担当2馬力・・・・・8/5
⑩橋口ひろこさんに校正の予定を電話連絡・・8/8
⑪まがきのばら、杉ちづ子、岸順子、吉丸玲子、
行武一成さんに協力を電話で依頼確認できた。
これで、校正者10名確保・・・・・・・8/16
⑫まがきのばら、杉ちづ子さんに、説明会開催の件
を本社句会後説明した。・・・・・・・・8/21
<当面の予定>
**初校および原稿を校正者に渡し、校正の説明会
開催、1時間以内で終えたい。
1)*9月25日(月)15:00~
*黒崎市民センター 第3会議室
*龍の庵終了後
2)予備日<上記1)の都合が悪い方>
*9月27日(水)13:00~
*黒崎市民センター 第1会議室
**10月の1か月をかけて、初校実施(自宅に
て)。分量は2年分/校正者1人(分量の目安は、
くろがね誌に掲載の半分程度の句数)
■校正者確保のために■
提供した原稿と印刷物が合致しているかの校正(間違いチェック)が必要です。よって、令和4年の音叉に名前が掲載された回数のTOP30の方にお願いする方針です。但し、役員はくろがね誌発行や大会準備他のルーチンがあるので除外する。皆さんには、ご理解および協力いただけるものと信じている。
<TOP30>
☆坂梨和江さん、まがきのばらさん、橋口ひろこさん、八木幹子さんからは自主的にお手伝いの申し出がありました。
■交換柳誌に掲載されました・・・ やまびこ抄■
■他地区の川柳大会の紹介■
★第9回 宮崎県現代川柳誌上大会
★第57回 大川誌上川柳大会
★福岡番傘川柳会創立九十周年記念
第67回 放生会誌上川柳大会
****** END *****