■今月のくろがね誌■
🔷巻頭言🔷
🔷目次🔷
🔷令和六年 くろがね大賞 各賞🔷
🔷音叉🔷
🔷第39回国民文化祭 川柳の祭典 ぎふ2024🔷
🌸国民文化祭実行委員会会長賞を古谷龍太郎が受賞🌸
🔷第18回 北九州文学協会文学賞川柳の部🔷
🔷川柳マガジン 葉月賞🔷
課題「書く」
🔷やまびこ抄🔷
■選評 火花抄 (11月号から私の好きな句)■
<矢野 隆 選>
火花抄の選を終えました。いつの時の選でも同じですが、私なりのモットーがあります。私のノートにしっかりと書いてあります。
まず一点は
「人間を描き 世相を映し 何気ない日常を 発信する」
誰が言った言葉なのか、何に書いてあったのか、分かりませんが、私のモットーになっています。
もう一点は
「誰にでもわかる やさしい言葉で その一歩先を詠む」
これは先輩から、しっかり教えられた言葉です。難しい言葉を並べましたが、元は「ほのぼの川柳」が私のベースになっています。こんな想いのもと、次の二句を選びました。
☆ 窓閉める嫁行く君が見えぬよう 修一 ☆
☆ 住むと決め守ると決めた子の寝顔 ゆたか ☆
いかがでしょうか、いずれも分かりやすい言葉で、その先が読みとれ、奥の深い句になっています。
私の推しの句です。
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