【追加版:2024年(令和6年)2月】
■第50回新春北九州川柳大会終わる■
2月11日(日)、JR折尾駅より徒歩3分の新設「北九州市折尾まちづくり記念館」にて開催、事前投句者134名、当日の参加者73名の川柳大会を無事終えることができました。皆さんに感謝いたします。このブログでは、秀句、佳句、会場風景の写真を紹介します。入選句を含めた発表は「川柳くろがね誌」の4月号に掲載します。
■開会前のアトラクション■
余人さんが<どじょう掬い>を演じました。お酒がはいれば更になお・・・。
■開会あいさつ■
古谷龍太郎主幹の挨拶
【スタート】 黒川 孤遊 選
<秀句>
人間の原点にいる無一文 大塚蘭
<佳句Ⅰ>
蒼蓋は取れたそろそろ出掛けよう 小川清隆
<佳句Ⅱ>
列を出た蟻に始まるものがたり 梅崎流青
<佳句Ⅲ>
覚悟ならとっくに獣道すすむ 時津みつこ
<選者吟>
青春の門で迎える酒たばこ
【弾ける】 小池 一恵 選
<秀句>
高らかに弾け葬送の曲なれば 梅崎流青
<佳句Ⅰ>
ストレスの不発弾です反抗期 山中洋子
<佳句Ⅱ>
山奥の弾ける湯玉人拒む 藏田康子
<佳句Ⅲ>
梅の花弾けて人が喋り出す 吉開綾子
<選者吟>
ハッシュタグ老人力も負けてない
■秀句賞の表彰です■
一恵さんと流青さん
【ギャップ】 梅崎 流青 選
<秀句>
十字切る手で撃鉄を引き起こす 小川清隆
<佳句Ⅰ>
星空に二人は違う夢を描く 小代千代子
<佳句Ⅱ>
吸呑みを握り逢いたい人がいる 唐鎌美鶴
<佳句Ⅲ>
十五歳父との距離は無限大 木村久則
<選者吟>
人謗る舌やわらかく温かく
■披講中の流青さん■
【ゆらゆら】 萩原 奈津子 選
<秀句>
百の修羅鎮めてゆらり流し雛 時津みつこ
<佳句Ⅰ>
大振りの笑いブランコから聞こゆ 山中洋子
<佳句Ⅱ>
ない振るう海と大地の暮らし攻め 中西余人
<佳句Ⅲ>
煮こごりはゆらりと溶けて誰か逝く 梅崎流青
<選者吟>
雪催い紫煙燻らせ言葉継ぐ
■披講中の奈津子さん■
【やっと】 安川 聖 選
<秀句>
寝息聞く介護日記をそっと閉じ 小池一恵
<佳句Ⅰ>
長かった道のり判決は無罪 時津みつこ
<佳句Ⅱ>
五日目の朝に無事だというメール 萩原奈津子
<佳句Ⅲ>
出稼ぎが帰る根雪の溶ける頃 梅崎流青
<選者吟>
サクラサクやっと茶の間に笑い声
■大会風景■
<垂れ幕>
<披講直前の様子>
今回、脇取りの呼名を游心が担当した。脇取り席からの披講を待つ参加者の様子、ワンショットです。
<あれやこれや>
■川柳大会のご案内■
【Ⅰ】🌠熊本番傘お茶の間川柳会🌠
==創立10周年記念川柳大会==
*お問い合わせは・・・草間呱呱まで ☎080-3377-9660*
◎欠席投句締め切り・・2月15日必着
◎大会開催日・・3月17日
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