理由は納期が長い事により楽しみに待っているお客様にご迷惑をかけたりと様々です。
メタニウムDCのアルミクラッチボタンです。
このお客様はリトリーブが終り次の動作まで竿を持ち変えず左手でクラッチを切り両手でキャストする癖があるそうです。
昔、村田基氏のビデオで、
「ロッドを持ち変えずキャストする、と言う事はキャスト回数が増える。
キャスト回数が増えると言う事はもっともっとバスは釣れると言う事なんですよね~。」
と言われていました。
そのまま素直に伝承してきたのでしょうね。
その為、左手親指でクラッチが切りやすい左側を延長したボタンが欲しいそうです。
最終確認は現物を見て打ち合わせがしたいそうなのでどんな手直しも出来る様に第一段階の切り出し状態ですが、バイオマスターのパワーハンドルも同様、これが僕が作る最後のワンオフパーツです。
勿論、過去に手掛けた作品は今まで通り、僕が生きている限りは永久保証で修理に努めます。
新しい物はもう作りません。
左側延長クラッチはSNSなどに掲載した瞬間から数年後には類似品を他社から出されるのではないか?
と依頼主は心配されていましたが、類似品であれ、安価で色々なデザインが選べる様になればユーザーに取っては良い事です。
いつでも元祖は名乗れるし、余り気にしないと納得していただきました。
後々にはと考えていた方には大変申し訳ありません。
オーバーホールと数少ない商品に専念する事になりますが、これからもよろしくお願い致します。
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