メインシャフトにはを読んだ方はその必要性が分かってもらえたと思います。
②では更にいいことがある事を書いてみたいと思います。
これはステラのクラッチカバーを外した状態。
右側の筒状のがクラッチインナーでクラッチ本体の真ん中、ピニオンギアにはめてクルクル回ります。
クラッチ本体に6つある円柱の物がクラッチローラーでインナーと常に触れたまま回転しており、
メーカーではここへの注油は禁止していますが油分が無いと金属磨耗が早く、潤滑、冷却の為にフルオーバーホール時には微量のオイルを僕は挿します。
クラッチが磨耗して来るとカチャカチャやシャラシャラみたいな音が出てきます。
油分が無いと摩擦が増え熱も出ます、熱が出ると金属は冷めた状態よりは軟らかくなりますので変磨耗や酸化も早くなり錆等が出やすくなります。
インナーとローラーが変磨耗するとは、
分かりやすく極端に書いていますが、こう言う事。
変磨耗したローラーの黒く塗りつぶした部分が回転時に遊びになり暴れてしまうのでカチャカチャやシャラシャラ等のノイズが出てしまいます。
そこでメインシャフトの注油が大切になります。
ピニオンギアとメインシャフトの隙間を通り内部にオイルが回ると前回は書きましたが、それ以外にクラッチにも微量に周る為磨耗を遅くするだけでは無く、滑らかに磨耗し綺麗な当たり出しが出来ます。
メインシャフトにオイルを挿す、日常メンテナンスにたった1つ加えるだけで1年続けただけでも天と地の差が出ます。
本日も張り切って行きましょう、よろしくお願い致します。
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