カノケンブログ

アタリ出し・・・・そのやり方、正しいですか?


本文と写真のリールは関係ありません。

リールのアタリ出しとか、馴染ませると言って机上で勢いを付けてグルグルッ~とカラ回しや、かなりの高速で長時間回し続ける光景を見た事ありませんか?
そのやり方は実際にはどうなのでしょうか。

持論になりますが、そのやり方では馴染まない、アタリは出ません。
100%言い切るのは出来ませんが、高確率で自分でギアを痛めています。


理由としてはルアーを付け、水の抵抗を受けているときの早巻き速度を遥かに上回る速度で机上にて回すから。
古くからの読者なら知っているでしょうが、新品ですら殆ど油脂が付いていない状態にて、あり得ない速度で回し続けるとギアを変磨耗させてしまいます。
車で例えるなら、ニュートラルでレッドゾーン以上まで回している行為になるのでしょう。

また、ウチでグリスアップ又はオーバーホールしたばかりだとしてもあり得ない速度で長時間回し続けるとギアボックス内の外側に遠心力でグリスは放出されるでしょうね。
油脂が完全に無くなりはしませんが、それでもグリスが保護出来る範囲を超えるでしょうから やはり変磨耗させてしまうでしょう。

机上でどうこう出来る程単純では無いです。
実際にテンション掛け低速で30分位は巻く等しなくては、机上でそのやり方では新品であっても部品を傷めている事の方が多いのではと思います。
心当たりがある方もまだ間に合うかも知れません、必ず油を切らさない最低条件にてテンション掛け低速で。
お酒を呑みながら愛機を触る時は高速は避けるに切り替えてみて下さい。

本日も張り切って行きましょう、よろしくお願い致します。
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