左側がオイル、右側がグリス。
どのメーカーのリールでも使用出来る一番無難なのがシマノのスプレー式の物ではないでしょうか?
個人的で一番好きなのはアブの物ですが多少粘度が強く、人によっては好みが別れます。
基本的には余りメーカーは気にせず各部に必要な粘度で使い分けています…
例えば、ダイワのスプレー式グリスはシマノのスプレー式のグリスとオイルの中間的な粘度です。ハンドルノブのベアリングなど余りメンテはしないけど 気持ちよく回転してほしい…所など。
ペンのグリスも同じような理由の場所には最近お気に入りです。
さて…本題にはいりますが、僕の所に修理で入ってくる物の中には、お客様から
「毎釣行後にオイルを挿してメンテしていたのたけどなぁ~」
と、言われる方がいます。物を大切にする気持ちはとても素晴らしいと思いますが…
少し話をそらしてしまいますが、リールをOHしていると、クリーナーや洗剤では落ちない油の塊などがあります。僕達は その場合、CRCなどで磨いて溶かしています。
そう…油を落とすには油が一番なんです。
感の良い方は もうお気付きでしょうが、オイルだけでメンテをしていると同じ現象がリールの中で起こっています。
オイルにはオイル、グリスにはグリスの役割分担はハッキリしており、高負荷のかかるメインギア周りはクッション性の高いグリスを塗りますが、これをオイルを挿す度に洗い流している事になります。
ベイトリールにおいては自分で分解をされない方でしたらグリスなんてレベルワインダーのクロスギア位にしか使いません。
そこで、定期的なOHが必要になってきます…
オイルがパーツの隙間から染み出して 何だかボディが油っぽい…なんて方は要注意ですぞ…
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