これまで何度も新品でのグリスアップをお勧めして来ました。
「何故か?」
それでは、この新品リールを分解してみましょう。
※注意。
例題としてこちらメーカーのリールですが、現在の日本国内全メーカー結果としては同じ傾向です。
ピニオンギア上部ベアリングです。
かなり負荷のかかる場所ですが、シールドと内側フレームの隙間はカラカラでグリスなど入っていないのが分かります(このクラスのリールでもブロンズシールドカバーの比較的安価ベアリングなんですね)。
これがマスターギアです。
いかがでしょう?
皆さんが自分で塗布するとしたらこの位の量で納めますか?
摺動子のクランク部もグリスの保護膜不足で鉄粉を含み真っ黒です。
恐らく、店頭で手に取り回転させられただけなのでしょうがこのレベル。
各メーカーでは1年前後でのオーバーホールを推奨しています。
水洗い前提にて1年間安心して使えそうかどうかの判断は皆さん1人1人がする事です。
悪口でも何でもありません。
「事実です。」
このサイズだと本体グリスアップ料金1620円で出来ます。
新品価格プラス1620円掛けたリールと何もしていない新品リール。
長持ちしそうなのはどちらでしょうか?
皆さんならどちらを使いたいですか?
所有者の判断です。
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