
皆さん、ご自分のリールを持ってきて、よ~く見てみて下さい…機種により位置は違いますが、上の写真のような筋があります。
さて、この筋は何でしょうか…?
カルカッタの様な丸型リールのセンターフレームはマシニングにて一体成形にて削れますが、非円形リールは現在の技術を持っても困難です。
そこで用いられる方法がダイカストと言われる、金型に流し込む方法…
ですが、流し込み方法でも、プラモデルの様に低温で溶ける樹脂なら、インジェクションにて圧をかけながらムラ無く流し込む事も出来ますが、金属の溶ける温度でのインジェクション方法は出来ません。
そこで、とられた方法が分割方法…
1つのフレームを数個に分割して作り、つなぎ合わせる…その合わせ目が写真の筋です。
ガンメタでは4分割を1つにしてありました。
ただ、この分割方法により、高精度リールを低価格にて提供出来ているメリットもあります。
アルデバランとスコーピオン1000XT、スコーピオン1500XTと今度発売される、スコーピオンDC、バスワンの関係等、メインの部分のみ共用し、一部分のみデザインを変え、あるいは単素化し製作、つなぎ合わせる…事により、上級機種の性能が廉価版にまで普及出来る。
デメリットは、簡単に一部のみ作り替えれる事により、形状変更による部品の使い回しが出来ない事でしょうか…
アルデバランの砲弾型レベルワインダーがボルトオンにてスコーピオン1000XTに付かないなどでしょうか…?
さて、このダイカスト方法にも時代の進化はあります。
話が長くなってしまったので、パート②にてはなしますか…
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