1/16に埼玉県羽生にあるうらしま堂さんへ10年ぶり位にお邪魔しました。
リール整備を専業とし独立したての頃、コネや、つても釣り業界には全く全く無く、当然仕事も全く無い当時、写真の赤メタカスタム1台を持ち、無謀にもアポ無し飛び込み営業に行き、暖かく迎え入れてくれたのが渡辺社長でした。
初めてまともに相手をしてもらえた有名店が、うらしま堂さんで、
そこから、ノリーズ、グーバーの荻野さんやシゲ師匠に繋がって行きました。
渡辺さんも少し歳を取られましたが、まだまだお元気で。
久しぶりなのですが、最近会ってた様な感覚で実家に帰った様な安心感でした。
そして、うらしま堂に預けてある赤メタを預かり、10年ぶりにオーバーホールしてお返しです。
赤色があったから銀色が出来ました。
赤色が無ければ銀色は生まれませんでした。
シマノの歴史ですね。
この赤メタを製作した頃は、営利目的は考えておらず、自分だけの為に製作したので、レベルワイドカバーにはスコーピオンの文字。
キャスコンキャップもノーマルでは無くワンオフオリジナルで蠍マークが彫られています。
スコーピオン、マークはシマノの登録商標製品ですので販売はしていませんでした。
自分の為だけに作った、言わば赤メタカスタム零号機ですね。
製作者は僕、所有者も僕のはずなのですが、
僕が所有した時間より、うらしま堂に置かれた年数が上回り、今や、渡辺社長の手元にある方がしっくりする愛機になってしまいました。
帰る場所はうらしま堂。
あそこの空気にいた方が、
「らしい」
ですね。
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