20151020さきたま古墳群タンデムツーリング

文吉が埼玉県に移り住んで３５年たちましたが、まだまだ知らないところはいっぱいあります。
なにしろ、埼玉県って東京より歴史があるんですよ。国宝だってあるんだから、驚きですよね。

そんなわけで「小春日和の穏やかな日に・・・」埼玉再発見の旅にでたのでありました。
今回の旅はそんな妻へささやかながら慰労の意味を込めてプレゼントすることにしました。
歴史好きの妻は以前から「一度は行ってみたい」と言っていた場所があります。
それは「さきたま古墳群」。埼玉県行田市にあります。




2015年10月20日（火）晴れ

24時間勤務が明けて帰宅したら妻が心配しています。
「本当に大丈夫、眠くない？」

文吉は妻のこの一言に癒されるのです。眠気なんて微塵も感じません。
「大丈夫だよ。予定通りに行くよ」

10:30(24868)
ガソリン満タンでＳＨＡＤＯＷ750jrはセル一発で動き出すのです。
いつもと違って後部座席には妻が乗っかっています。
だから、いつもより少し安全運転に気を付ける文吉です。

国道17号を北上します。
平日の午前中とあって、道は比較的すいています。

上尾を過ぎて、鴻巣を過ぎて・・・
この辺は免許の更新にいつも来るところです。

箕田から右折して熊谷バイパスを通り、県道306号に乗ったら、すぐのところです。
でも、でも、なぜかいつまで走ってもそれらしきところにぶつかりません。
「これはおかしい」
と気づいてから一旦停止してスマホのカーナビアプリを起動させると、どうやら通り越していました。

まあ、わずか３ｋｍほど行き過ぎただけだからどうってことないけどね。
それよりも、行田市さん、もっと看板を作るべきだよ。
なにせ、古墳群だよ。国宝だよ。
ぶつぶつ言いながらやっとこ到着。

＜01＞


ああ、これがあの有名な「稲荷山古墳」かあ、いわゆる「前方後円墳」です。
って、下から見たら全然わからないね。ただの小高い丘にしか見えません。

登ってみると意外ときつい。
文吉は普段から足腰を鍛えているからこそできるんですね。
たとえ寝不足でも、息ひとつ切れることはありません。
黙々と妻の後をついていくのです。
そしてその後ろからきた小学生たちは二人を追い抜いていくのです。


＜02＞



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頂上には埋葬施設が再現されています。

＜04＞



遠くに見えるは「忍城（おしじょう）」ですね。

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降りてからは歩いて将軍山古墳の外周を回って、展示館に入ってみました。


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そのあとは一旦外の通りに出て、「さきたま史跡の博物館」へ行ってみます。

中に入ると、ありました。これが国宝の「金錯銘鉄剣（きんさくめいてっけん）」です。

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他には埴輪もいくつか飾ってありました。

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どうやら妻も満足したようです。
「来てよかった」を連発しています。

ひととおり見終わったのでお昼にしたいのだけど、適当なお店がありません。
それならもう少し我慢して家の近くで食事して帰ろうという妻の提案に乗ることにしました。
「なんで、もう13時だよ。お腹ペコペコだよ」なんて、妻の前では言いません。
いや、言えません。
ただひたすら我慢の文吉でした。

来た時と同じ道をひたすら走ります。
今度は道を間違うことなく、無事に到着。

自宅から数ｋｍのところにある「回転すし」です。
ここで文吉、ふと気づきました。
「そう言えば、ＳＨＡＤＯＷ750jrの写真を一枚も撮っていない」
あらためてパチリ。

＜15＞




満腹したら、途中で給油して帰ります。

16:30(24969)
無事に自宅に到着しました。


バイバイ

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文吉はいつも勝手に行きたいところへ行っております。
本当に自由にのびのびとやらせてもらっています。
でも、その陰には妻の献身的な努力と協力があるのです。
決してこの気持ちを忘れているわけではありませんよ。



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