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先斗町とは不思議な名前である。語源はポルトガル語のPONTA(「先」の意)という説があるらしいが謎が多いとのこと。京都は平安京の時代から長らく日本の中心であったので文化や芸術が京都で栄えた。海外から様々な言葉が入ってきて京都で根付いたのも自然なことであったろう。この先斗町では川床が軒を連ねている。夏は鴨川から流れてくる涼やかな風に吹かれながら京料理に舌鼓を打つ。祇園祭や五山の火送りと歴史的な夏のイベントを川床で風流に楽しむことができるのもまた京都の魅力である。舞妓さん(外人は若い芸妓さんもまとめてGeishaというが、やっぱり舞妓はMaiko-sanと呼んで欲しい)と出会える先斗町は今でも人気の観光スポットである。時代を超えてやはり「先」を行っているのである。謎が解けた気がした。
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