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梅雨真っただ中である。
雨が止んだつかの間に、紫陽花とカタツムリを探しに出かけた。
残念ながらカタツムリ君には出会わなかったが、満開の紫陽花の撮影ができた。
季節的にはやや終わりの頃か、日の当たる丘の上は最盛期を過ぎていたようだが、日陰の斜面には見事な紫陽花が咲いていた。
ジメジメと気持ちが塞ぎ込む季節ではあるが、私は日本のしっとりとした空気もなかなかに好きだ。紫陽花は、そうした湿気の多い日本の空気感にぴったりと収まりがいい。
しかし、そうした日本の風景も年ごとに少しづつだが変わってきているのかも知れない。
湿気も暑さも適度を求めたいところだが、かつて日本ではこんなに雨が降っただろうか。
毎年のように水害のニュースを目にする機会が増えたような気がする。
しっとりという空気感はもしかすると今の日本には軽すぎる表現になってしまったのかも知れない。亜熱帯性気候のような「ジッとり」か「ベッとり」がぴったりなのか...。
これから本格的な夏である。新型コロナの感染者数がやや増え始めている。
改めて気を引き締めて、この夏を乗り切りたいものである。
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