こんにちは。ダニエルです。
昨日はあいにくの雨でした
。朝から天気予報を見て、以前からこの日に計画していたことが、雨のために流れてしまったと思って、非常に残念で、諦めることにしていました。
それは、大津市の膳所公園で開催予定だった「イキイキのびのび健康まつり」でのイベント、ナターシャ・グジーさんの演奏です。

案内には、「*場所:膳所公園(小雨決行、大雨の場合は中止)」と書いてあります。で、台風のせいで、朝から大雨。つまり、中止なんだと諦めていました。
さて、ナターシャさんのことを知ったのは、4/30 にやっていた NHKの番組です。
ナターシャさん(本名はナタリヤさん)は、6歳のとき、チェルノブイリから3.5km地点の村に住んでいて、被曝され、事故の次の日は何も告げられず、その次の日に「3日後に戻って来られるから、何も持たずに避難してください」と言われ、色々なものを失いつつ、もちろん、それ以来、故郷には二度と帰れずに、大変な中を生きてこられた方です。2000年からずっと日本で暮らして、バンドゥーラ(ウクライナの民族楽器。第三の男で有名なチターの仲間だけども、チターとは違ってリュートのように立てて弾く)という楽器を爪弾きながら、弾き語りの音楽活動を続けておられる方です。
そのナターシャさんの演奏を聴いて、心揺すぶられ、涙が止まらず、すぐにインターネットで検索すると、滋賀県にも来られるということで、1か月前から、ずーっと楽しみにしていたのです。なのに、雨……
でも…シャロンは、諦めなかったんですね。「聞いてみたらいい」と言って、電話で問い合わせてみました。でも、かけても誰も出ません。色々と調べていると、問い合わせ先の電話番号が複数見つかり、ダメもとで別の電話番号にかけてみると通じるではありませんか。そして、「雨なので急遽、閉店したスーパーの中で、演奏は1時からする」
というお話を聞いて、「良かった~~!!」ということで、午前中はいつもの教会の礼拝に出て、その後、大津まで高速道路を使って飛んでいったのです。
昼ごはんは、車中にて、前日に買ったお徳用割れ煎餅。まぁ、そんなことはどうでもよいことですけどね。
現地に着いたのは、5分前。ちゃんと教会の礼拝も出られたし、本当に良かったです。実は、日曜日(教会の礼拝はイエス・キリストが復活された日曜日に行うため)だったし、演奏する時刻もわからなかったので、どこの教会の礼拝に出ようか、と悩んでいたんですね。
ナターシャ・グジーさんの生演奏、本当に素晴らしかった。
僕は、今まで色々な音楽(僕の場合はバロックとワールドミュージックが主で、実はシャロンとはジャンルがかなり違うのですが)を聴いてきたけれども、あの NHK で聴いたときと同じ、魂に届く歌で、本当に泣ける感動をいただきました。
一つ驚いたのは、日本のポピュラーソングである「防人の歌」や、「秋桜」なども歌われたけれども、僕には違う歌のように新鮮に聞こえた点でした。歌を歌う人には、それぞれの歌手が生きてきたそれぞれの人生の背景があって、歌う人によってその歌詞の解釈や、込める意味、そして、表現が違ってくると思うのです。ナターシャさんの歌う「いつも何度でも」も、『千と千尋の神隠し』で歌われたそれとは、全然別のものに仕上がっていると思います。
演奏の間は、シャロンも僕も、ハンカチがお友達
でしたね。
最後に、アンコールに応えていただいて「見上げてごらん夜の星を」を歌われた後、ナターシャさんが、何と一緒に「ふるさと」を歌いましょう、と言ってくださって、参加者全員で唱歌「ふるさと」を歌いました。これはとても貴重な体験でした。
演奏終了後、CDの販売があったので、『ふるさと ~伝えたい想い~』というCD付の書籍を買い、サインと握手をいただきました。昨日は本当にいい日だった。この体験とサイン入りのCD本は、ずっと宝物にしよう。


ふるさと ~伝えたい想い~ (CD付)ナターシャ・グジー

昨日はあいにくの雨でした

それは、大津市の膳所公園で開催予定だった「イキイキのびのび健康まつり」でのイベント、ナターシャ・グジーさんの演奏です。

案内には、「*場所:膳所公園(小雨決行、大雨の場合は中止)」と書いてあります。で、台風のせいで、朝から大雨。つまり、中止なんだと諦めていました。
さて、ナターシャさんのことを知ったのは、4/30 にやっていた NHKの番組です。
ナターシャさん(本名はナタリヤさん)は、6歳のとき、チェルノブイリから3.5km地点の村に住んでいて、被曝され、事故の次の日は何も告げられず、その次の日に「3日後に戻って来られるから、何も持たずに避難してください」と言われ、色々なものを失いつつ、もちろん、それ以来、故郷には二度と帰れずに、大変な中を生きてこられた方です。2000年からずっと日本で暮らして、バンドゥーラ(ウクライナの民族楽器。第三の男で有名なチターの仲間だけども、チターとは違ってリュートのように立てて弾く)という楽器を爪弾きながら、弾き語りの音楽活動を続けておられる方です。
そのナターシャさんの演奏を聴いて、心揺すぶられ、涙が止まらず、すぐにインターネットで検索すると、滋賀県にも来られるということで、1か月前から、ずーっと楽しみにしていたのです。なのに、雨……

でも…シャロンは、諦めなかったんですね。「聞いてみたらいい」と言って、電話で問い合わせてみました。でも、かけても誰も出ません。色々と調べていると、問い合わせ先の電話番号が複数見つかり、ダメもとで別の電話番号にかけてみると通じるではありませんか。そして、「雨なので急遽、閉店したスーパーの中で、演奏は1時からする」

昼ごはんは、車中にて、前日に買ったお徳用割れ煎餅。まぁ、そんなことはどうでもよいことですけどね。

現地に着いたのは、5分前。ちゃんと教会の礼拝も出られたし、本当に良かったです。実は、日曜日(教会の礼拝はイエス・キリストが復活された日曜日に行うため)だったし、演奏する時刻もわからなかったので、どこの教会の礼拝に出ようか、と悩んでいたんですね。
ナターシャ・グジーさんの生演奏、本当に素晴らしかった。
僕は、今まで色々な音楽(僕の場合はバロックとワールドミュージックが主で、実はシャロンとはジャンルがかなり違うのですが)を聴いてきたけれども、あの NHK で聴いたときと同じ、魂に届く歌で、本当に泣ける感動をいただきました。
一つ驚いたのは、日本のポピュラーソングである「防人の歌」や、「秋桜」なども歌われたけれども、僕には違う歌のように新鮮に聞こえた点でした。歌を歌う人には、それぞれの歌手が生きてきたそれぞれの人生の背景があって、歌う人によってその歌詞の解釈や、込める意味、そして、表現が違ってくると思うのです。ナターシャさんの歌う「いつも何度でも」も、『千と千尋の神隠し』で歌われたそれとは、全然別のものに仕上がっていると思います。
演奏の間は、シャロンも僕も、ハンカチがお友達

最後に、アンコールに応えていただいて「見上げてごらん夜の星を」を歌われた後、ナターシャさんが、何と一緒に「ふるさと」を歌いましょう、と言ってくださって、参加者全員で唱歌「ふるさと」を歌いました。これはとても貴重な体験でした。
演奏終了後、CDの販売があったので、『ふるさと ~伝えたい想い~』というCD付の書籍を買い、サインと握手をいただきました。昨日は本当にいい日だった。この体験とサイン入りのCD本は、ずっと宝物にしよう。


ふるさと ~伝えたい想い~ (CD付)ナターシャ・グジー





