日中関係が今の様に、ギクシャクしていない10年位前までは、中国の奥深い歴史を知るため、何度も旅をしてきました。
日中の複雑な情勢とは関係なく、中国9000年の歴史には魅力を感じますが、今の中国人の物の考え方には何故か違和感を持つのは私だけではないと思います。
年末までには大掃除ついでに、少しでも昔の写真を整理しようと、取り掛かりましたが、「中国江南紀行」というファイルに当たり、整理作業は中断されてしまいました。
そんな事で、この時立ち寄った「諸葛八卦村」の写真を少しだけ載せておきます。
* 諸葛八卦村の案内図
三国志で知られる「諸葛亮孔明(しょかつりょうこうめい)」は、181年~234年に生没した蜀(しょく)の天才軍師です。
* 諸葛孔明の彫像
よく言われる「三顧の礼」は、劉備(りゅうび)が自軍の軍師として孔明を迎えたいと願い、一度目、二度目共に孔明に会えず、劉備はこれをあきらめず、三度目にしてようやく孔明に会うことができましたが、孔明は劉備のこの熱意にうたれ、劉備に仕えることになったと言う話です。
ここで一言、目上の者が目下の者に礼を尽くして、何度も出向いて頼むことを「三顧の礼」といいますが、日本でも戦国時代に実際の例がありました。
他に「天下三分の計」などの面白く、今でも役立つ話がありますが、次回にしたいと思います。
*村中心の鉮池
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