鳥鎮(Wu Zhen)は上海と杭州の中間にある古い運河の街でした。
その歴史をたどると唐代にに鎮として設置されたことから始まり、すでに千三百年以上の時空がこの街を形づくっています。また、中国の著名な現代文学の作家である茅盾の出身地としても有名です。 街は清代初期の特徴を残して民家や昭明太子読書処、修真観劇台などの名所旧跡が多く、江南水郷の一つとして人気の観光地でもあります。
鳥鎮は河に沿った町並みを丸ごと保存して、古きよき時代を売り物にしたテーマパーク風な感じがしました。(街に入るには入場料が必要)。そうは行っても現在もここに住んでいる人もいますので、街の外から見物に入ることは可能です。街を保存するためか、かなりの部分が博物館等に改造していますが、単に観光地としているわけではなく文化財産としての位置づけもしているようで、おみやげ屋も昔の家屋を利用していても、あくまで周囲の景観を壊さない配慮がされており、写真撮影やスケツチなどで一日いても飽きないにレトロの街でした。
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