十五夜は党の昔に去っていったが、公園のススキは今年の秋を締めくくるためか、まだ頑張っている。
風邪気味の体を気にしつつも、長い間の週間で毎日歩かないと、体というか精神というかどこかいじけて、私に歩くよう命令する。
そんなことで、今日も信玄堤を歩くことにした、何といってもこのコースが四季お通じて、落ちこぼれのない話題性のあるコースだ。
そのうち欅林が最も話題豊富な遊歩道だが、時には「すすき」が美しい場所もある。残念ながら春から夏に掛け、河川公園は草刈りを行うため、当然ススキも駆られ昔の面影はない。
一昔前には、一面のススキが秋になると午後の日差しを受けキラキラと光るさまは、私に小説の舞台を提供してくれ、自分の思うがままに駄筆を走らせたものです。
懐かしいススキに会え、ついつい昔のことを思いだしてしまいました。