私が週に一度はウオーキングで歩く、信玄堤の欅林(けやきばやし)の起点部にある、三社神社(山梨県甲斐市竜王地内にあり)は、御幸(おみゆき)の最終地として由来のある神社で、天長2年(825)に甲府盆地を中心に大水害が発生したことから、甲斐国の一宮浅間神社(笛吹市)、二宮美和神社(笛吹市)、三宮玉諸神社(甲府市)から各祭神が、この地に集まり水防祈願を行うために置かれた神社と伝えられており、三祭神を祭ったことからが三社神社と呼んでいます。
現在も毎年4月15日に行われる「おみゆきさん」では、三社の御霊が竜王の地に集まり、信玄堤を練り歩き、三社神社において神事が執り行われ大水害防止を祈願します。
この神社から概ね南方向に釜無川の堤防として水害防止のため築かれたのが、武田信玄が築堤した信玄堤です。
信玄堤は堤防を補強することから、武田信玄時代に欅を植林し現在も立派に残された欅林になっています。
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