調墨と運筆は水墨画を学ぶには最も基礎的な部分とされていますが、それができたら思う通りに濃淡も出せますし、筆圧と緩急によって様々な線質そして強弱も出せますが、しかし筆を使わずに指で描くのはそのような利便さ、器用さを全て捨てることになり、とっても大変なことになるわけです。
指墨画は指、爪を使い、必要に応じて掌また指の裏も使いますが、言うまでもなく細かく描く、リアルに表現するのは無理がありますし、上手に描きたい方には向きません。しかし、不器用の中にはまたシンプルの良さと独特の趣きがあります、それは花が咲くような陽気な美もあれば、枯れて行く静寂の美もあると同様、綺麗な美のほかに稚拙な美もあります。
むしろ一般的な綺麗よりそのシンプルで稚拙的な趣が鑑賞する者にもっと奥深いものをもたらしてくれるのではないかと思います。
指墨画は指、爪を使い、必要に応じて掌また指の裏も使いますが、言うまでもなく細かく描く、リアルに表現するのは無理がありますし、上手に描きたい方には向きません。しかし、不器用の中にはまたシンプルの良さと独特の趣きがあります、それは花が咲くような陽気な美もあれば、枯れて行く静寂の美もあると同様、綺麗な美のほかに稚拙な美もあります。
むしろ一般的な綺麗よりそのシンプルで稚拙的な趣が鑑賞する者にもっと奥深いものをもたらしてくれるのではないかと思います。
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