ユーロな日々

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これがダービーというもの

2003年12月04日 | 欧州2010-2003
レアルにとっては今週がダービーで、次週がクラシコと正念場。しかもこのところ、アトレチコは絶好調だ。だが、レアルもロベカルが復活し、久々にベストメンバーが揃った。熱気うずまくサンチャゴベルナールに、ホイッスルが鳴る。
と思う間もなく、ロナウドがあっというまにゴール前にすり抜け、先制ゴールを叩き込んだ。ロナウド以外には誰にもできないドリブルとシュート。試合開始から、わずか13秒だ。

しかしアトレチコも素晴らしかった。
早い寄せ、攻撃的な姿勢で、一方的なレアルのペースにはさならない。一進一退が続く。
そして前半30分、ベッカムがディフェンダーの裏にピンポイントのロングパス。
抜け出たラウルが、後ろ向きに走りながらヘディング。ボールは、飛び出してきたキーパーの頭を超えてゴールに吸い込まれた。
ため息がでた。
いったい何と表現したらいいのだろう。

それでもやはりダービーだった。
アトレチコは食い下がった。しかし徐々にレアルのペースになっていった、ところで7時を回り、僕は家をでて会社に向かった。