愛知で軽乗用車の屋根にドーナツ状の金属部品が落下

信号待ちをしているＬＡ６５０Ｓ/６６０Ｓタントに、謎の物体が直撃する瞬間をとらえた防犯カメラの映像。
注目してほしいのは、画面手前に映るタントの屋根。
何かが上から落ちてきて、タントの屋根で跳ね上がっているのがわかる。
落ちてきたのは、600グラムの金属部品。
周りに高いビルや工事現場などがないこの場所に、いったいどこから落ちてきたのだろうか。

現場は愛知県安城市の交差点。
警察によると、25日午後2時半ごろ、信号待ちをしていた48歳の女性のタントが異変に見舞われた。
この落下の衝撃で、ルームミラーが外れ、運転席にいた女性は左腕に軽いけがをしたという。
被害直後のタントを見た女性は、車体の損傷を次のように説明した。

車を目撃した女性「助手席の上がすごくへこんでいて、何か落ちてきたんだなみたいな感じで。結構重たい物が落ちてきたのかなと思って。(被害女性は)ショックを受けていたと思います。空から落ちてくることあるのかなって思って。トラックとかから飛んできたのかなって思ってるんですけど」

落下直後のタントをとらえた映像。
屋根が大きくへこんでいるように見える。
タントの屋根は、長さおよそ1メートル・幅30cmほどにわたってへこみ、15cmの亀裂が生じたという。
落ちてきたのは、直径10cm・重さ600グラムのドーナツ状の金属部品だが、何の部品なのかはわかっていない。
周辺に高いビルや工事現場がないこの現場。
警察は器物損壊事件として、金属部品がどこから、どのようにして落ちてきたのか調べている。



ＦＮＮニュース