人は過重なストレスにさらされるといきなりうつ病とかにはなりません。先ずは適応障害になります。その状態が改善されないとうつ病に進んだりします。適応障害は可逆的な状態。ストレスが軽減すれば治ります。休みの日に趣味的な事柄には元気に取り組めたりします。ちょっと前に流行った新型うつ病というのも大部分は適応障害みたいです。
仕事で適応障害になるのは原因は色々あるのでしょうが、元々ストレス耐性が低めの人がオーバーワークにさらされた場合がまず一つ。逆にストレス耐性の高い人が、どんどん仕事を頼まれて、結果的にオーバーワークになってメンタル不調を発症する場合の2パターンがあるらしい。
とにかくオーバーワークはいかんので、自分の状態について冷静に把握して、周囲の人の協力もあおぎつつ、適正な業務量で仕事をこなす事ですね。岡田尊司先生の本にはセルフチェックもついているので、自分の特性について把握して、問題点が有れば早めに是正して欲しいですね。
幻冬社新書、ストレスと適応障害、オススメです。