Bro2の暇つぶし

色々勉強になる

一昨日病理学入門書を通読した。第三、第四章が病気の帝王、がんの総論、各論に充てられていて読み応えがあった。病理学は薄い本シンプル病理学等でサラッと流し、あとは内科学、外科学等の各論の勉強で済ませた為、病理学特に総論が手薄になっていた。今回も入門書であり、手薄感は否めないが、2017年刊の新しい本なので知識のアップデート出来た。出来ればロビンス基礎病理学位は読みたいのだが、先立つ物が少ないので県立図書館でロビンス基礎病理学の原書第九版の日本語訳を借りて総論だけ読むつもり。
但しやはり病理学は一つの大いなる仮説の大系に思える。今回入門書を読んでその感を強くした。
自分は先天性を除くがんの多くは生活習慣病の一種だと思っているが、この入門書ではそれを否定している。そこから見解の違いがある。
がんが突然変異の蓄積から生じるのなら、突然変異を生じやすい生活習慣、生じにくい生活習慣があるはずで、やはり生活習慣病と言えると思う。
分子標的薬などの新しい抗がん剤はいいとして、従来型の抗がん剤については自分は否定的なのだが、この入門書では曖昧な書き方だった。
知は力なりだから、批判的視点を持ってもう少し病理学の勉強をしたいと思う。何事も丸呑みはいけないと思う。

コメント一覧

Bro2
https://yaplog.jp/shigekatsu/
タバコ、酒、肥満、肉多食など
coconya
https://yaplog.jp/coconya/
がんが生じやすい生活習慣は何がありますか~
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