はじめての海外旅行。
そわそわしてるうちに、その日はやって来た。
紺色の翼は浮かれ気分とともに空へと飛び立った。
「向かい風のため到着時間が予定より遅れる」とのアナウンス。
そんなにも風向きが影響するものかと感心。
機内食で腹ごしらえの後、四時間ほどで台湾に到着。
暖かいと聞いていた台湾は曇り空。
ターミナルの窓越しにクルマが右側斜線をかっとばしていた。
台北市内観光で最初に辿りついた龍山寺。
台湾のお寺は、なぜか屋根が湾曲している。
花と果物がずらりと並ぶなか、長い線香を持ち寄り、熱心に祈る人々が印象的。
日本語の上手な現地添乗員さんが台湾式の占いを紹介してくれた。
ふたつの木片をなげて、裏表であると「吉」ということらしい。「神杯」という。
お次は中正紀念堂。
この巨大な建物のなかには巨大な蒋介石が鎮座している。
ふと見ると、両脇に等身大の兵隊さん。
微動だにしないその姿。
はじめは置物(?)かと思ったのだが、どうも違うらしい。
たしかにこんなトコロに作り物の兵隊を置くなんておかしいかも?
その訳が、次の忠烈祠でわかった。
こちらにも門と本堂前にそれぞれ二人一組の兵隊さん。
やはり置物のような不自然な姿勢、蝋人形のように瞬きひとつしない顔。
一時間もこの姿勢で立っているらしい。(何のために?)
その前で記念撮影なんて気の毒に思える。
(自分もその他ではなかったわけだが。^^;)
後になって、この交代の儀式が観光客の見世物になっているらしいことがわかってきた。
門の方からブリキ(?)の兵隊さんが行進してきた。
遅々としてたゆまぬその足跡は三本の線となって永く道に刻まれている。
「ぜんた~い。とまれっ!」
交代に際しては、銃によるパフォーマンスが行われる。
終えると観光客から拍手が沸き起こった。
(拍手をする類のものなのか、いまひとつわからんけど・・・。)
一時間も蝋人形化した後、もしくはその前には、十分な体ほぐしが必要なのかもね。
台湾の名所旧跡はどれもスケールがでかい。
市内をまわっていると、一際立派な建物が目にはいったので、これも古いお寺か何かだろうと思ったら、「圓山大飯店」というホテルだった。夜景がきれいらしい。
今回の宿泊先は「晶華酒店」。
夜は、日本にも支店があるという「鼎泰豊」で小籠包を。
日本でも行列で入れないほどの人気の店なのだとか。
士林夜市ではパールミルクティを。
夜市の雑踏のなか、トイレに行きたいと言って紹介されたのはガソリンスタンド。
店員に「トイレ!」と言ったら「いいよ!」と、快い日本語が返ってきた。
このように台湾では滞在中、言葉で特に困るということはなかった。
はじめの一歩が肝心だね。
「次へ」
台湾。いいところですね。
今は、なんでここが台湾でないのか悩む日々ですよ~。
その気になってまた書いてあったら、その気で読んでみてね☆
台湾良い所らしいですね
行った気になって楽しませてもらいます☆
あ 言い忘れた
お・か・え・り☆
小籠包の店。おいしかったですよね~。
最初はファーストフードみたいな店内だな~と、思ったんだけど。店員は何故かミニスカだし。^^;
この後もzebrafinchさんが行ったことある所きっと続々登場します。
乞う御期待っ!?
小龍包のお店、私も行ったよ!