東海道五十三次 ～迷走の保土ヶ谷宿

猛暑の中、神奈川宿を通過。
左の方にみなとみらい地区が見えてくる。

国道から商店街に入ると旧道だったのを見落とす。
大きな交差点で方向を確かめて軌道修正。

京急線の神奈川駅。
小さな駅だけど、神奈川宿にちなんだ駅名。
京急線、ぶらり途中下車の旅（電車に乗ってないけど…）もここで終了。



この辺りは、ＪＲと京急がくっついているので線路が広い。



アメリカ領事館跡の本覚寺…とても近代的で、デカい。
横浜開港で、神奈川宿にある寺院の多くは、外国の領事館として接収された。
お寺は広いから？宿場町で便利だから？見晴しがいいから？



道は高台へ向かって登っていく。
昔は海を一望できる景勝地だったんでしょうね～。
坂本龍馬の妻、おりょうが働いていた料亭田中家。



しばらくすると、神奈川台の関門跡。
開港後、外国人が殺傷される事件が相次いだ。
外国人の警備をするために関門や番所が置かれた…らしい。



この奥にある坂を登っていくと、父さんのお友達、ファー太郎君のお家。
以前、ファー太郎君家に遊びにいった時に通ったことのある道。
その時、不思議に思ったナゾの井戸…今もナゾのまま。



横浜駅はすぐ近く。
そんなに離れていないけど、閑静な住宅街…マンションがいっぱいだけど。

休憩できるお店もなく、ひたすら歩くだけ。
景色も面白くなく…父さんのご機嫌も悪くなる…。
ローソンでフローズンラテ・マンゴーを買って、公園で休憩。



ご機嫌になったけど…これが不幸の始まり。
買ったアイスを食べる場所を探すのに夢中になり、違う道に入ってしまった。
国道から２本道が分かれていて、手前の細い道を入らなければいけなかった。
４５度逸れた状態で、ズンズン歩き、住宅地の中で行き止まり。

来た道を戻るか、山（丘？）を越えて距離を短くするか…山越えを選択。
半端ない登り坂、一気に転げるように下って、相鉄線星川駅付近。
旧東海道は、ひとつ手前の天王町駅を横切っている。
モクモクと軌道修正。１キロくらい東海道を省略してしまった。

天王町駅前にあった、昔の帷子（かたびら）橋。



このあたりから東海道線に沿って歩く。
目標は保土ヶ谷駅…日射しは強くなるばかり。
父さんは空腹と暑さでダウン…ちょっと休憩。



保土ヶ谷駅前を通過した所で、本陣跡を発見。
迷いながらも保土ヶ谷宿に到着。



ランチに予定している場所は、まだ先…。
時刻は午後１時を過ぎている…。