◎「Wake Up,Girls!」(全12話)
○ 東京から全国的にブレイク中のI-1クラブ(あいわんくらぶ)と対比しながらの、仙台からブレイクを目指す御当地アイドルというかアイドル未満のWake Up,Girls!(WUG)。練習量も少なく、プロ意識も低いWUGですが、敏腕プロデューサーの早坂相(cv鈴村健一)が付いてから徐々に意識が高まり。
で、センターを努めていたのに訳あってアイワンを脱退してWUGに入った島田真夢(cv吉岡茉祐)とアイワンのメンバー&ファンとの確執や震災をからめて変化を付けていますしいくらか深みもありますが、「アイドルマスター」や「ラブライブ!」同様、この手のものへの私の興味はあまりないようです。
ただ、アイドルものではなく、普通の青春と成長の物語として見れば、WUGそれぞれの背景や苦労がそれなりの説得力を持って描かれていたので、まずまずでした。
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なお、3.11大震災を踏まえて仙台を舞台にしたようですが、被災者の様子を少し描きつつもちょっとした背景の出来事に留めたのは、良い塩梅。あまり前面に出しても、様々な状況にある被災者は描きにくいですし、中途半端になりますし、あざといですし、別の話になりますし。
○ さて、WUGの声優は2000人のオーディションから選ばれたそうで。それぞれ、これはこれで合っていたのですが、声があまり記憶に残らなかったので、次作以降でも確認しておきます。
次回予告で顔出ししていましたが、声優の顔はほぼどうでも良いですし。
でも、念のため7人の名前を控えておこう。役名と名前の読みが同じのようなので、合わせたのでしょうね。
島田真夢(しまだ まゆ)(cv吉岡茉祐)、林田藍里(はやしだ あいり)(cv永野愛理)、片山実波(かたやま みなみ)(cv田中美海)、七瀬佳乃(ななせ よしの)(cv青山吉能)、久海菜々美(ひさみ ななみ)(cv山下七海)、菊間夏夜(きくま かや)(cv奥野香耶)、岡本未夕(おかもと みゆ)(cv高木美佑)。
ところで、TV版の前段階の物語、WUG結成とクリスマスライブを描いた映画、「Wake Up, Girls! 七人のアイドル」を同時期に公開していましたが(私は観ていない。)、客の入りはどうだったのだろう?
○ アイワンの公式ライバルを選ぶアイドルの祭典で、最初はアイワンを辞めた真夢に冷たい、会場のほとんどを占めるアイワンのファンでしたが(辞めた理由をファンは知らない。)、徐々にWUGの歌やダンスに夢中になっていくところは少し出来過ぎでしたが置いといて、早坂がアイワンのゼネラルマネジャーで無表情な白木徹(cv宮本充)に「白木さんが昔やってたアズマ橋のゲリラライブって、こんな匂いだったのかなあ。見たことないけど。」と言ったところや、WUGは優勝できなかったものの、白木が早坂に「勝ったのはあいつらだ。」とつぶやいたところから、WUGも近いうちに大ブレイクしそうです。
なお、軍隊のような厳しい規律と練習を旨とし、ついてこられない者はどんどん切り捨てていくアイワンのやり方が良かったのか、自分がやりたかったのはアイワンなのか、について問い直している様子の白木が、アイワンをどう変えてくるのかは興味があるところです。
ただ、この祭典で、WUGを仙台での無名時代から応援しているファンも熱心に応援していましたが、目をつぶってばかりで、ちゃんと見て応援しろよ、とは思いました。
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◎「ディーふらぐ!」(全12話)
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ゲーム制作部(仮)の部長の柴崎芦花(cv花澤香菜)の素直なところとブラック(最強の闇)なところのギャップが可愛いですし、萌顔や2~3頭身になるところも可愛いですし、実は高校の裏ボスという公然の秘密もバカらしくてそれなりに楽しいですし、本当のゲーム制作部の部長の高尾(cv伊藤静)の基本優しく天然で、でも少しツンデレなところが可愛いですし、風間堅次(cv小西克幸)の全力ツッコミがそれなりに楽しいですし、バトルもバカらしくてそれなりに楽しいですし。
でもそれだけ。
制作部(仮)は遊んでいるというか、おしゃべりしているだけというか、風間をからかっているだけというか、まともな部活ではありませんし。
物語としてはどうってことはない、ゲーム制作部(仮)のドタバタした友情(友達になりたいのに上手く伝えられずに殴り合いの勝負になったりも含め。)と軽い三角関係のコメディです。
でも、花澤さんと伊藤さん(特に、「ハヤテのごとく!」の桂ヒナギクみたいな伊藤さんの演技は大好きです。)の声のおかげだけではないと思いますが、コメディやツッコミがタイミング良く投入されているのでしょう、普通に楽しかったです。
○ 出番は少なかったですが、直ぐに真っ赤になるモジモジした船堀(cv豊崎愛生)も好きです。
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アニメジャパン2014でオークションに出ていたサイン付ポスター。
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【shin】