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デュラララ!!×2 結(2期第3クール)感想。話を広げに広げて、上手くまとめた群像劇

【ネタバレ】
2016年冬アニメの感想の続きです。

◎「デュラララ!!×2 結」(全12話、2期第3クール。2期通算では25話から36話。)

総合評価5点(5点満点)

竜ヶ峰帝人(cv豊永利行)、園原杏里(cv花澤香菜)、紀田正臣(cv宮野真守)、折原臨也(cv神谷浩史)、平和島静雄(cv小野大輔)、セルティ・ストゥルルソン(cv沢城みゆき)、岸谷新羅(cv福山潤)、
門田京平(cv中村悠一)、遊馬崎ウォーカー(cv梶裕貴)、狩沢絵理華(cv高垣彩陽)、渡草三郎(cv寺島拓篤)、
黒沼青葉(cv下野紘)、折原九瑠璃(cv金元寿子)、折原舞流(cv喜多村英梨)、
サイモン・ブレジネフ(cv黒田崇矢)、ヴァローナ(cv M・A・O)、六条千景(cv小野友樹)、赤林海月(cv山口勝平)、鯨木かさね(cv桑島法子)、贄川春奈(cv中原麻衣)、聖辺ルリ(cv藤田咲)など多数。


○ ×2通算25話(結の1話)。新羅のマンションンに集まった人々。その組合せのまとまりの無さに驚くセルティ。ツッコミまくるセルティ、とぼけた連中に疲れるセルティ。

シリアスを混ぜつつ、まずはコメディ中心でしたが、相変わらず、飛ばしています。

○ 群像劇も広げに広げ、セルティの首もあいつのものになったりこいつのものになったりアチコチ行ったり。
でも最後はきちんとまとめましたね。


帝人はますます壊れていきますし、帝人と正臣と杏里の擦れ違いが更なる擦れ違いを生んだりして。帝人よ、杏里を悲しませるなよ、と私が思ったり。

静雄と臨也は本気の殺し合いをするし。

○ 最終36話。話し合う帝人と正臣、銃で自殺しようとする帝人、止めたセルティ(記憶はなくなった風でしたが、実は覚えていた。)。

・静雄と臨也の命がけのバトル、ヴァローナが銃を持ち出して水入り。

・新羅を置いて去っていくセルティに実は記憶があると踏んだ新羅は、静雄に投げ飛ばしてもらい、セルティを追い越して落ちていくところを、さすがにセルティは助け、やはり記憶はあったと。それにしても、飛距離は数百メートルではすまないでしょうに。人間をそこまで飛ばせる静雄も凄ければ、そのGに耐えられる新羅も実は凄いです(笑)。

セルティと新羅の恋物語ということで、いい話もあって良かったです。

・正臣と3人そろったところ、かねての約束どおり互いの秘密を話すということを切り出す杏里というのも、3人の中では一番成長している様子です。
直後に、刺されたものの帝人は助かりましたし。
赤林に聞かれて、杏里が帝人を好きで、それは自分の意思だと認めましたし。

・ルリが歩いているとひき殺そうとする例のストーカーがいて、鯨木がルリを助けると。ルリの母と鯨木が異父姉妹ということは言いませんでしたが(26話で視聴者に明かされた。)、ルリに嫉妬しているから殺人鬼ハリウッドとして罪を償う機会を奪う旨と、「私は、あなたに嫉妬と羨望を抱く、ただの悪人です」と言っていたのはツンデレのツンですね。

主なキャラのその後をごく簡単に描きつつ終了。概ね前向きな未来になりそうで、ちょっと安心しました。


○ アニメジャパン2016にて。





【shin】
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