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2016年アニメ総括。映画が大豊作。TVは、上々ね

【ネタバレ】
2016年アニメの総括です。通常なら書いた感想にリンクをはるのですが、あまり書いていないこと、はる時間がないので、今年はしません。

例年通り、TVアニメについては、深夜アニメ系はほとんど見ていますが、それ以外はほとんど見ていません。webアニメも原則見ませんが、今年は少し見ました。映画はほどほどです。

TVアニメだけで言えば2015年の方がいいですが、2015年はここ数年でもとても良かったので、2016年は、上々ね。
ただ、2016年はアニメ映画がとても大豊作だったので、全体的に見れば2016年の方が良かったかな。

今年は仕事が忙しかったり、藤田咲さんのイベントがやけに多かったりで(53イベント中35.5イベントに参加(ライブビューイングは0.5換算)。)、アニメは見ていますが感想をブログに書く時間がなく、冬アニメの感想でさえ少し残っているという、どうするんだ私、という状況です。
なので、ごく簡単に描きます。


◎良かったアニメ、良し悪しとは別に特に印象に残ったアニメ

○ 下にいろいろ書きましたが、TVで特に良かったのは、「僕だけがいない街」「Re:ゼロから始める異世界生活」「この美術部には問題がある!」「ベルセルク」「響け!ユーフォニアム2」「想いのかけら」。

次点は「田中君はいつもけだるげ」「はんだくん」。

○ 映画では、「聲の形」を見たときに今年一番のアニメ映画はこれで決まりだと思いましたが、それとは別の衝撃があった「この世界の片隅に」が一番です。
どちらも必見です。特に「この世界の片隅に」には感謝しかありません。

・次点、どちらもヘビーですが、「亜人」と「傷物語」も良かったです。

・「君の名は。」も良かったですが、以前からの新海誠監督ファンとしては、少し分かりやすくというか簡潔に言うと、メジャー方向に行き過ぎたかなという気がしています。次は、もっとマニアックな作品(映画ではなくても、TV用の短編かBDのみでの作品でも。)を作ってほしいです。


これまでの作品は1億数千万円の興行収入が最高ですから、日本だけでも200億円以上の興行収入、海外を含めると300億円は超えていそうなのですから(当初の制作側の見込みは数十億円だった様子。私は、映画を見て、50億円行くか行かないかと思っていました。)、次は赤字覚悟で作っても許されるのでは。

○ 2015年秋から2016年冬アニメ

・「ハイキュー!!セカンドシーズン」(2期)は時々のラフな絵の迫力、勝負の緊張感も良かったです。バレーボールに興味がない私ですが、楽しかったです。
2016年秋放送の「ハイキュー!! 烏野高校VS白鳥沢学園高校」(3期)も良かったですけどね。

・「ルパン三世」(4期)はある程度1stルパンに寄っていて良かったです。ルパンは基本的には泥棒で人殺しで悪人という面が出ていましたのが良かったです。

・「へヴィーオブジェクト」のご都合主義の痛快さがそのまま素直に痛快に感じられるところが良かったです。

○ 冬アニメ

・「僕だけがいない街」は、雛月加代(cv悠木碧)というキャラも特に良かったです。
謎解きはそれほどではありませんが、緊迫感、加代の気持ちの複雑さと変化が特に良かったです。悠木さん、最高です。

・「おじさんとマシュマロ」(ショートアニメ)は、若林(cv喜多村英梨)というキャラも特に良かったです。
好きな中年同僚男性が鈍くて気づかないし振り向いてくれず、報われそうにない恋愛をする喜多村さんも最高です。

・「だがしかし」の軽快さ、真逆な性格の女子の対比、楽しかったです。

・「この素晴らしい世界に祝福を!」のおバカさ、おバカさ、おバカさ。雨宮天さん、おバカな役が似合いますね。

・「デュラララ!!×2結」の広がった物語のまとめ方、もちろん、個々のキャラの描き方や関わり、素晴らしいです。

・「亜人」は春の1期と秋の2期の衝撃も良かったですが、劇場版もすべて見ましたが、亜人の存在理由は謎のままですね。

・目立ちませんが、「想いのかけら」(夕方に放送の25分版。)のじわりとくる良さというのも忘れられません。
東日本大震災の地震と津波、港町はまだ復興は半ばで、町を出ていく人も多いけれど、死んだ妻であり母でありを想いながらも、それでも日々と日常を生きていく父娘の想いの何気なさが心にしみます。

・「暗殺教室 第二期」(冬から春放送。)も、期限が来てさあどうするという殺せんせーと3E生徒の絆とかが良かったですが、殺せんせーが生徒達にマニュアルを残したりとか、1期に比べて教育論が少し説教くさいというか、そんな感じになったのが残念。

○ 春アニメ

・「Re:ゼロから始める異世界生活」(春から夏放送。)は、各話の終わり方が、期待と不安をないまぜにしたものばかりだったことも含め、どの話も良かったです。シリアスが多くて希望の少ない話も多かったですが、コメディも上手く混ぜつつ飽きさせない作り。ラムとレムも可愛かったですが、やはり、エミリアたんマジ天使(EMT)、エミリアたんマジヒロイン。

・「田中くんはいつもけだるげ」の、けだるいコメディが良かったです。怠惰な田中の周囲のキャラもいい味を出していて、良かったです。

・「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン TV版 スペシャルエディション」のシュールさ、これは、一周回って面白いってやつです。

・「あんハピ♪」の、はたから見れば不運ですが、本人たちはそうは思っておらず、日々を楽しんでいるところ、温かく見守る感じで見ていました。

・「くまみこ」の、何故かしゃべれるクマと街に馴染めない まち の掛け合いの楽しさは良かったです。

・「ふらいんぐうぃっち -flying witch-」のふわりとした日常系の小さな魔法の話は癒し系として貴重でした。

・「12歳。~ちっちゃなムネのトキメキ~」(1期。2期は秋放送。)の小学6年生の恋や日常や悪ガキやら、素直になれないやらも楽しかったです。

・「ジョーカーゲーム」の、スパイ同士の静かな戦いは見ものでしたが、日本側のスパイが出来過ぎなところが少し気になりました。

○ 夏アニメ

・「ベルセルク」は、シリアス系で、信仰の愚かさというか、きちんと信仰しないことの愚かさを描きつつ、重苦しい部分が多かったですが、ラフな絵やバトルが迫力と説得力があって、バトルも物語も奥行きがありました。

・「この美術部には問題がある!」は、宇佐美が可愛かった、宇佐美のツッコミとちょっとしたドジが楽しかった、というだけでも見る価値があります。

・「アンジュ・ヴィエルジュ」は、ある意味、惜しかったです。1話は入浴シーンの方が多かったんじゃないかという状況で、逆に笑えましたが、基本的に毎回ありましたがその後はそれほど多くはなく、せめて最終回で半分くらいが入浴シーンだったら、別の意味でアニメ史に残る素晴らしい作品になっていたかも知れません(笑)。
バトルが結構あるので、入浴ばかりというわけにはいかなかったのは分かりますが。

・「ももくり」(2015年12月から2016年2月まで配信、2016年夏にTV放送。)は、ベタなラブコメ、付き合っている桃月心也にベタにストーカーをし続ける栗原雪がおかしくて、だんだんと癖になりました。

・「はんだくん」は、「勘違いから始まる、ネガティブ、青春、ギャグコメディ」とあるとおり、すれ違い過ぎて楽しいです。

○ 秋アニメ

・「おくさまが生徒会長!+!」(2期。ショートアニメ)は、ベタでエッチィですが、ベタなのって、好きなものは好きです。

・「WWW.WORKING!!」(通称、猫組WORKING)は、「WORKING!!」(通称、犬組WORKING)の姉妹作とでもいうのでしょうか、同時期の別の支店のファミレスでの話ということになっています。ただ、猫組は幽霊、臨死体験、神様といった非現実的な要素が多いので、そこに慣れるのに少し時間がかかりましたが、慣れれば楽しめます。

・「魔法少女なんてもういいですから。セカンドシーズン」(2期)、「魔法少女なんてもういいですから。」(冬放送、1期)は、単純に楽しい日常系である一方、悲惨あるいはヘビーな内容の魔法少女ものがけっこう多い中で、魔法少女になりたくない少女を中心にヘビーなことは何も起こらない軽い日常系という問題提起にもなっています。

・「競女!!!!!!!!」は、水着少女が、尻と胸を使って水上のリングで戦うというバカらしさ、ワザやワザ名のバカらしさ、それを真面目にやるバカらしさ、バカらし過ぎて、楽しいです。

・「響け!ユーフォニアム2」は、 1期は久美子の「普通っぽさ」(少なくとも普通っぽく見える。)がとてもよかったのに、2期は久美子が「特別っぽく」なってしまっている感じが引っ掛かりますが、それでも全体として良かったです。
吹奏楽にかける青春、家族、先輩、友達、そして自分の悩みや葛藤、ありふれた言葉ですが、青春です。

・「月曜日のたわわ」(ショートアニメ)はwebアニメですが、珍しく見ました。妄想過ぎて楽しかったですが、妄想を妄想として楽しめる人しか見てはいけません。
ほとんどの社会人は月曜日の満員電車の通勤が憂鬱でしょうけれど、そんなサラリーマンのお兄さんAに優しい巨乳女子高生のアイちゃんという、妄想全開の話なので、用量用法を守ってご覧ください。


◎特に良かった台詞

○ 冬アニメ

・「僕だけがいない街」3話「バカなの?」「バカなの!?」「バカなの!」。
加代の、この強烈な3発に耐えられる人はいないはずです。

・「おじさんとマシュマロ」5話「女子会だって聞いたのに、なんで日下さん来てないんすか!」(注:日下は同僚の中年男性。)。
酔っ払いの若林がクダを巻いています。

・「想いのかけら」の「無理かもしれないけど、この町が好きってそういうことだもの。それが当たり前なんだよ。好きな気持ちを忘れることの方が、やっぱり悲しいと思うもの。」。
見れば、この言葉の良さが分かるはずです。

○ 夏アニメ

・「NEW GAME!」4話「今日も一日がんばるぞい。」

○ 今年使った台詞

今年も様々な台詞がありましたが、相も変らず、以前のアニメの、「サイボーグ009」の「加速装置!」を信号を渡るときなどに、「魔法少女まどか☆マギカ」の「わけが分からないよ」を取り敢えず考えるときに、この2強を一番使った私でした。

あとは、艦これの「○○っぽい」です。

もちろん、人前で声に出したりはしませんが。


◎特に良かったキャラ

○ 冬アニメ

・「僕だけがいない街」の加代(cv悠木碧)

・「おじさんとマシュマロ」の若林(cv喜多村英梨)

○ 春アニメ

・「田中くんはいつもけだるげ」の田中(cv小野賢章)。田中のように怠惰に生きたいです。

・「Re:ゼロから始める異世界生活」のエミリア(cv高橋李依)とレム(cv水瀬いのり)。可愛かったり、怒ったり、怯えたり、強かったり、ヒロインでした。

○ 夏アニメ

・「この美術部には問題がある!」の宇佐美みずき(cv小澤亜李)。照れるところが可愛かったし、ツッコミとちょっとしたドジが楽しかったです。


◎今年の声優

○ やはり悠木碧さん。映画の「君の名は。」「聲の形」での助演は素晴らしかったです。助演女性声優賞は決まりだろうと思うくらい。

「クオリディア・コード」の天河舞姫。前半の見どころはほとんど舞姫、後半でも半分以上は舞姫が見どころでしたねえ・・・
「僕だけがいない街」の雛月加代。悠木さん、最高です。

○ 高森奈津美さんも良かったです。「田中くんはいつもけだるげ」の宮野が特によかったですが、「ブレイブウィッチーズ」のニッカ、「ベルセルク」のニーナ、どれも少しアホっぽい役ですが、そこがハマっていてバッチリ。
「orange‐オレンジ‐」の村坂あずさでは、全体をコミカル方面にまとめ、いい味出していました。


【shin】
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