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ひだまりスケッチ×ハニカムの感想。丁度良い距離感の6人の日常

 2012年秋アニメも順次終わっていますが、最初の感想は、どうしても「ひだまりスケッチ×ハニカム」にしたかったです。
 後は、いくつかのアニメについて、順次書いていきます。


 「ひだまり荘で、待ってます♪」
 概ね、いつもの感じで待っていてくれていました。


 「ひだまりスケッチ」も「ハニカム」で4期です。大好きな日常系まったりアニメですが、感想が書きにくいです。
 気合を入れずに、のんびり、まったりと見ていますから、細かいところは覚えていないという面も含めて。

 日常系ほのぼのアニメを定着させた作品と言えるのだそうで(アニメ紹介番組の「あに☆ぶん」で2012年12月15日放送)。


 さて、ハニカムは、ヒロ、沙英、ゆの、夏目のさりげなく、少しだけの、成長物語でした。
 1年生の乃莉となずなは、また今度でしょう。
 宮子は、、、、、「宮ちゃんは、初めて会ったときから宮ちゃんだったよねー。」(6話前半。byゆの)

 病気療養中の後藤さんが少し鼻声っぽいのは少し引っかかりますが(徐々に通常の声に近くなってきた感はありますが)、今更他の声優の声にされても困りますから。

 やっぱり大好きなアニメです。


 取り敢えず、高2の、ゆの(cv阿澄佳奈)、宮子(cv水橋かおり)、高3の、ヒロ(cv後藤邑子)、沙英(cv新谷良子)、 高1の、乃莉(cv原田ひとみ)、なずな(cv小見川千明)、あと、高3の、夏目(cv福圓美里)らに感謝です。

 4期もいいアニメで、嬉しいです。


 あとは、気の向くままに、書いてみます。

○夏目
 夏目の出番が多かった気がするのは嬉しいところ。
 沙英が好きだけど素直になれないツンデレなところ、好きです。
 というか、自分の気持ちを整理できず(もう4期なので、それでもだいぶ整理できていますが)、素直になれない思春期の初恋、って感じ。


 11話後半(12月21日~24日)。
 沙英に誘われてひだまり荘のクリスマスパーティに来ちゃうところ。
 これまでだったらいくら誘われても、夏目は沙英に対しては照れが逆方向に出てツンツンしてしまうので来なかったでしょうが、以前にひだまり荘に行きたいとつい言ってしまったことを沙英が覚えていて、割と素直にOKしました。
 パーティに来たら、人見知りなのにひだまり荘の皆に馴染んでいたことに夏目自身が驚いていたほど。

 ただ、沙英も、3期までよりも夏目には優しい表情で接していると感じました。何だかんだで夏目と話しをすることもあって、夏目のこともある程度分かるようになったのでしょう。

 パーティからの帰り道に沙英に送ってもらった2人きりの帰り道、沙英の小説をきちんと読んでいることを沙英につい話してしまって照れて逃げ出す夏目。家に帰ってからプレゼント交換でもらった猫ロングの抱き枕を抱いて、恥ずかしすぎてベッドでもだえる夏目、いいです。

 11話の最後を見ると、ヒロは、帰ってきた沙英の様子を見て、さっそく夏目がもらった猫ロングが役立つと言っていることから、夏目が沙英を好きなことには気付いているようですが、沙英は気付いていないようです。
 ヒロが夏目を暖かい目で見ていることが沙英にも伝わっているから沙英が夏目に優しくなってきたとか?


 特に、1話(5月6日~15日、5月16日~18日)と、最終(12)話(12月31日~1月1日)の初日の出を皆で見るシーンの前後の夏目とを比べると、少しだけ沙英に素直になっていて、沙英に対して本音の素直な笑顔をしていて、夏目も少しだけ成長したようです。


○1話(5月6日~15日、5月16日~18日)。
 3年生のヒロと沙英が北海道に修学旅行で、2年生のゆのが1年生の乃莉となずなに先輩らしいところを見せたいと思って張り切るところ、なずなが失敗した肉じゃがをカレーに作り直すときに、なずなに「先輩っ!」と言われて頼りにされ、照れつつ張り切るゆの。

 ゆのの思春期らしい自意識過剰っぷり、可愛いじゃないですか!


○2話(5月18日~19日)。
 でも、2話で、先輩らしく、いざとなったら助けられるようにとストーカーみたいになずな達のあとをつけるとか、ちょっとやり過ぎ。
 4期でワンパターン化を避けるためかもしれませんが、ひだまりスケッチがあまりギャグっぽくなるのは、ちょっとなあ。。。

 宮子と吉野屋先生(cv松来未祐)から、ゆのはそのままでいい、と言われているのに。
 ゆのは一人っ子だから、お姉さんぶったりとか、憧れるのかも。


 しかし、宮子と吉野屋先生は、もう少し変わった方がいいと思うよ。うん。
 宮子はまだ高校2年生だからいいけれど、年齢不詳の吉野屋先生は、教師らしくないし、コスプレばかりだし、、、、、3つ下の弟は結婚して小学生くらいの子供がいるし。

 アニメとしては、吉野屋先生が変わったら面白みも減りますけれども。


○6話冒頭と後半(9月29日~30日)。
 3年生のヒロは、美術教師になりたい気もするけれど、いろいろと進路に悩み、というか、変わりたくないというか卒業したくないという気持ち。学生にはよくあります。

 吉野屋先生が教職の素晴らしさを語り、更に、「ヒロさん、あなたは先生になりたいのですか。それとも、ここにいたいの?もし先生になって山吹(高校)に赴任できたとしても、そのときの山吹には沙英さんもゆのさんたちもいないけど、大丈夫?」と。
 吉野屋先生って、一応、先生だったんですね。そこが一番の驚き。

 早退して、「見抜かれちゃった。私、変わりたくないってことばかり考えてた。絵を描くのは好きだけど、今はそれ以上は、ひだまり荘に、沙英とみんなと一緒に。。。。。卒業、したくないよ、、、、、」とひだまり荘の自室で膝を抱え、涙するヒロ。

 早退したことを聞いてヒロの具合を心配するひだまり荘のみんな。ヒロを心配して料理を作ったり、各自ができることを各自が考えてするところ、丁度良い距離感の6人の様子が伺えて良いです。
 特に、というか、やっぱり沙英との関わりで、沙英に背中をそっと押してもらって、すっきりした前向きな気持ちで美術教師を目指すことを決めたヒロ。


 きちんとした居場所(ひだまり荘のみんなとか)があると、そこをベースにしていくらでも飛び回ることがしやすいのです。
 学生だと、家族とか、親友とか、そんなのが典型的でしょうか。
 きちんとした居場所、つまり、いつでも帰れるところです(物理的に帰れるところという意味ばかりではなく、精神的に帰れるところという意味でもあります。)。ひだまり荘のみんなは、そういうつながりの関係です。一緒にお泊りしたり御飯を食べたり遊んだり、互いに心配したり、互いに信用し信頼したり、でも、互いに他人として扱っていてベタベタしていない、丁度良い距離感の関係。安っぽく聞こえがちな「絆」の関係ではありません。

 それにしても、吉野屋先生って、一応、先生だったんですね。そこが一番の驚き。


○7話(10月5日~6日、10月6日~8日)、8話(10月11日・30日、11月3日)。
 7話後半では高校の先輩の有沢(cv中原麻衣)とゆのがお茶をし、8話では有沢が文化祭に来たり、ヒロと沙英以外の年上とのからみが増えて、ゆのの世界も広がっている感じ。

 これも大人になる過程の一つの契機となっているのでしょう。


○10話前半(12月2日)。
 最初の方で、試験前だから勉強しないといけないことになっているのに、雪が降ったので宮子と雪合戦をしようと話していたところ、校長(cvチョー)に問いただされ、ゆのが校長に「今流行の学べる雪合戦ていうのがありまして、、、」と、アワアワしながら嘘をつくところ。

 これまで、ゆのが、いわゆる冗談以外で嘘をついたことがあった記憶はありませんが、もしその記憶が正しければ(間違っていたら御免なさい)、親や先生とかの目上の者に嘘をつくということは、大人になるための過程であり、精神的親殺し(=親離れ)につながるプラスの意味があります。

 しかし、12月2日に雪が積もるくらい降るとは(10センチは積もっていたような)、結構な雪国が舞台だったんですね、ひだまりスケッチは。


○10話後半(12月15日)。
 沙英が、妹の智花(cv釘宮理恵)から両親の言葉を伝え聞いて、また、1人暮らしをして私立高校に通っていることや大学進学について沙英が智花や両親に変な気を使っていたことを智花に指摘されて、自分が余計な気を回していたことに気付かされることろ。

 お互いに心配しあう姉妹なのに、お互いに今一つ素直になれない姉妹ですが(特に沙英の方が)、その距離感も相当に近づいてきました。

 家族と言うのは、良い意味でも悪い意味でも、ほとんど遠慮のない間柄ですし。
 沙英も少しばかり成長したようです。


○11話(12月22日、12月21日~24日)。
 10話の最後の11話の予告でもそうでしたが、ゆのは音痴の設定なので、11話で歌を歌うときも、阿澄さんがわざと音程を外しています。

 しかし、阿澄さんは歌が下手なわけではないので、やっぱり、わざと外している、と分かる外し方ですね。

 音痴の私が言うのだから、間違いないっ!


○最終(12)話(12月31日~1月1日)。
 宮子が「(みかんの)生産農家山内さんの趣味は、スカイダイビングですがっ!」と「がっ!」のところで力んだ、ちょっとリアルっぽい雰囲気の顔に急になるところ、これは余計な感じ。
 あまりギャグっぽくせず、そうするよりは、ひだまりスケッチはワンパターンのままでいいです。



 ラストは、初日の出を見た後、みんなでお雑煮を食べる前に、自室で一休みしながら好きなことをしているひだまり荘のみんなを順次写しながら、入浴しているゆのの語り。
 年が明け、最上級生の高3、つまり受験生になることをゆのが自覚し、「悩んだり、落ち込むこともあるけど、一緒に考えてくれて、そばにいてくれる、ひだまり荘のみんながいるから。
・・・・・・・きっと大丈夫。
私にもみんなにも、いい年になりますように。」


 うん。いい終わり方です。



 さて、思ったより長くなったので(笑)、アニメイト秋葉原店で12月22日~1月6日まで開催の「ひだまりスケッチ×歴史展」の写真は、あらためて。


 2013年がいい年でありますように。


【shin】
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