思い付きブログ

「映画ゆるキャン△」感想。「ゆるキャン△」は大人にならなくてもいいのでは

【ネタバレ】

◎「映画ゆるキャン△」

 「遠くのものほど大きく見えた。」
 「キャンプ場、作るズラ!」
 「この火、私たちの火だよね。」

 2022年7月1日(金)公開、監督は京極義昭、脚本は田中仁、伊藤睦美、原作は あfろ、120分。
 各務原なでしこ(cv花守ゆみり)、志摩リン(cv東山奈央)、大垣千明(cv原紗友里)、犬山あおい(cv豊崎愛生)、斉藤恵那(cv高橋李依)など。

 総合評価点は上中下で中くらい。社会人になってからを描いているのですが、そこに抵抗がなければ上と感じる人もいることでしょう

 TVの「ゆるキャン△」1期は2018年冬、2期は2021年冬、ショートアニメ「へやキャン△」は2020年冬。

○社会人になって、山梨に残ったのは千明(但し、一度東京で就職してから戻ってきた。)とあおい、なでしこは東京、恵那は横浜、リンは名古屋で就職。それぞれ、なりたい職につけた様子です。
 県庁に勤める千明が、リンの一言をきっかけに再開発を検討中の跡地にキャンプ場を作ろうということで土日を中心に5人で集まり、途中で縄文時代の土器や遺跡が出てきて中止の危機もありましたが、それも含めたキャンプ場としてオープン。

 遺跡以外は富士山がよく見えるといった程度なので経営が成り立つのかは疑問だとか、遺跡調査が早く終わりすぎだとか、近隣住民との調整はしたのか・したとしても早すぎでは、とかいろいろと上手くいきすぎな面がありますが、バイクで愛知県から山梨県まで4時間とリンが言っていたと思いますが主に土日なので渋滞がないとは思えませんが、それらは問うべきではないのでしょう。

・なでしことリンが日本最高地の温泉に行き、そこでの会話でもありましたが、いつかは大人になって、大人になって変わるものもあれば変わらないものもある、いつまでも子供のままではいられない、というのを押しつけがましくなく描いた映画でもありました。そういう意味では良かったです。学生時代の友達というのは利害関係が(ほぼ)なしで付き合ってきた友達ですから、そんな友達と会うと自分が子供だった頃に戻ってしまうということもありますしね。

 とは言え、癒やしTVアニメである「ゆるキャン△」ですから、社会人になってからを描かない方が良かったな、「ゆるキャン△」は変わらなくていいんじゃないの、とは思います。単に私が疲れているだけなのかも。

○2022年6月の新宿ピカデリーにて。







○2022年6月の新宿マルイアネックスにて。

















【shin】


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